北海道では金曜深夜に映画が放送される。
昨日は久々のホラー映画という事で、
少しだけ見てみようかと思っていたら、
出演陣がアイドルグループと知って、
見るのをやめようかと思った。
なぜなら、アイドルグループが出演する映画には、
ろくなものがないからだ。
次に見たい番組が始まるまで、
とりあえず見てみることにしたのだが、
結局は最後まで見た。
アイドルグループが出演しているという違和感は無かった。
さて、以下には、かなりのネタバレを含むので、ご注意を。
まずは、本編に付いてだが、
なかなかよくできた話ではあったが、
どうにも納得がいかない部分が2つほどあった。
1つは、呪いを作り出した黒羽の思惑が外れたところだ。
この映画のメインは、
『ノートに書かれた文字を読むと死ぬ』という呪いであり、
それを書いた黒羽が殺されることによって、
話題となって世間に散らばり、
不特定多数の人を呪い殺すことができる
という黒羽に思惑があった。(はずだ)
しかし、黒羽の死後、
黒羽から送られてきた日記を読むシーンが終わると、
主人公は進級していて、呪いの噂は薄くなっている。
単純に、黒羽の思惑が外れたわけだが、
このせいで、
ホラー映画としての恐怖がかなり薄くなったように思う。
ホラー映画に出てくる悪役は、
絶対的存在でなければならない。
ほぼ無敵、ほぼ完ぺき、そして唯一の弱点があるが、
すぐに復活したりもする。
悪役が完璧すぎて太刀打ちできない。
そんな恐怖心があるはずだったのに、
平和に進級できてしまっている時点で、
それは無くなった。
2つ目に、復活した呪いに襲われた主人公の行動である。
進級した主人公は、クラスメイトに呪いの噂を聞かれ、
携帯に残っていた未読メールを読まれることで、
呪いが復活する。
そして、それを読んだクラスメイトが次々に死んでいき、
最後は主人公にも呪いの症状が現れる。
この呪いの特徴は、同時に複数の人は死なない。
呪いの文字を読んだ順番で死ぬわけではない。
分析からその事実をつかんでいた主人公は、
小説を書き、
その文章の中に黒羽が作り出した呪いの言葉を織り交ぜて、
携帯サイトへ投稿し、
不特定多数の人に呪いをかけることで、
自分が死ぬ確率を下げるという行動にでるわけだが、
「呪いの症状が出ているのに、
よく小説を書き終えるまでの時間があったな」
と、僕は率直に思ってしまった。
話しのつじつまを合わせれば、
思惑が外れた黒羽が、
主人公を襲いかけることによって、
呪いを世間一般にばらまいたともとれるわけだが、
何だか釈然としない。
この映画には、本編に入る前と後で、
出演陣がコメントをしている。
実はこれも映画の一部で、
本編に入る前に、
意味不明な文字が掛かれた文章が表示されるのだが、
それが呪いの文字で、
本編終了後に、
「それを見たあなたにも呪いが」
という落ちをつける。
その際に画面に表示されるのが、
この映画のタイトルでもある、
【ゴメンナサイ】の文字だ。
つまり、映画のタイトルは、
この落ちのために付けられたものなのだ。
そして、茶番劇が少々続いて、
映画は終わるのだが、
そのせいで、この映画はB級に落ちた。
でもまあ、
なかなか楽しめた作品ではあったと思う。
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