まだ結界には足は踏み入れていない。
杉作にも、なぜかそれは解った。
ここが半島で、地形的に外側になってしまったのか、
それとも敵をおびき寄せるための罠なのかは解らないが、
どちらにしても、
ここにたどり着いてしまったのだから仕方がない。
ここは草原だが、目の前には月明かりに照らされた森が見える。
潜入するなら闇夜に紛れるのがセオリーだというイメージがあるが、
結界の中に入るのであれば、いつだって同じだ。
むしろ深夜の方が警戒されているかもしれない。
少しだけ森へ近づいて歩いてみると、
50メートルほど進んだところで、
まとっていた黒装束の繊維が、チリチリとほつれ宙に舞った。
このすぐ先に結界があるようだ。
海岸まで戻り、ここで日の出を待つことにした。
長時間、船に揺られて身体も疲れている。
近くにあった大きな石に腰を下ろし、ここで座ったまま眠ることにした。
足元を見ると、いつか誰かもここで休んでいたのか、
ちょうど両の足が来るところだけ、土がむき出しになっていた。
なんとなくその土に足を合わせると、今度は、
頭の真下にくぼみがあることに気が付いた。
これは剣を立てるのにちょうど良さそうだ。
くぼみに剣を突き刺すと、額を乗せるにちょうど良い高さになった。
これで、座ったまま眠ることができる。
誰かもここでこうして夜を明かしたのだろう。
そう思いながら、頭の重さを剣に預けると、
ガコンッと音がして、
気が付くと斜面を転げ落ちていた。
- メイダイ 勝野式 横寝枕 36001/メイダイ
- ¥3,568
- Amazon.co.jp
- テンピュール ソナタピロー/テンピュール・ジャパン
- ¥12,686
- Amazon.co.jp
- ▼フェティリティ・ペンダント●男性、女性に関わらず、生殖能力を高める強力なチャームです。性行為.../no brand
- ¥2,541
- Amazon.co.jp