独立して外に出た子供達が、地蔵盆目当てに
孫を連れて、実家に帰省する様子がみられ
この数年、その数は勢いを増し
新興住宅地から、やっと子供達の故郷として
認知されて来たという事なのでしょう。
細々と続いていた行事は、いつまでも余所者の祭りであり
古くから続く地域の人達のものとは違っている様に思われました。
親世代の私達の本腰が入らない・・・と言うか
それでも、この地で生まれ育った子供達は
久しぶりに会う友達と交流し、小さな孫達も親と祖父母たちの間で
嬉しそうに飛び回っている姿を見守りながら・・・
親の私達も、遠い故郷の地で両親を見送って
もう、帰って行く実家が無い事を実感し
この歳にしてやっと、
終の棲家としての、愛着が湧いて来たのを感じるこの頃でした。
同じ様な思いの人達が、少しずつ本腰を入れて
祭りの中身が、だんだん濃くなって行くのを感じていた矢先
昨夜は、開始直前の激しい夕立に見舞われて・・・
やむなく中止となってしまいました。
お盆から帰省して、この祭りを楽しみにしていた孫達
何ヶ月も前から、準備してきた自治会の役員の方々の無念さは
いかばかりか・・・と、そう言えば
昨年も途中で、ショボショボと雨が降り始め・・・
それでも最後まで、盛り上がって記憶に残るお祭りでした。
来年こそ、晴れの夜空の下で輪になって
『 江州音頭・びわこ音頭 』を、踊りたいものです。
どなた様もお疲れ様でした。お疲れが夏バテとなって出ませんように
どこかで、ストレス発散して下さい。