洋服の人が、半袖やノースリーブになってくると
薄物と呼ばれる、透ける着物(絽縮緬・絽・紗・麻・透ける織物)に
衣替えしたくなります。
最近は六月の十日頃から、ボツボツ着替えておられますね。
それまでに私は、
六月に入ると、麻の長襦袢に半衿も絽に換えています。
帯も麻・絽・紗・羅を締めます。帯枕も手作りのヘチマを使い
見えないところで工夫し、暑さを凌いでいます。
半衿・帯揚げ・帯締めなどの小物も、季節の先取りをしています。
京都に近い私は、こんな感じですが
南の方の人はもっと早く、北の方は元来の七・八月かも知れませんね。
大変ですが、楽しみでもあるのですよ。
老いてくると、これらの事が面倒になって
着物を着るのが億劫になって来るようですが・・・
※ まだまだ、紗袷なる着物もあります。
私は揃えていませんが、単衣・紗袷・薄物の順に着ていきます。
贅沢ですねぇ~。
※ 今頃から、絽や麻の長襦袢に絽や麻の半衿を付けて準備しておきます。
外出にあわせて、着物や帯・小物を決めたりする時間の楽しいひと時
やはり涼しいですよ。