着物 : ウール紬
ウール着物の中でも、生地がしっかりしてとても暖かいのです。
その分、他のものより少し重く感じますが・・・
着物を月に4・5回着るようになって、何年になりますかねぇ~
三十年近くにはなります。
嫁ぐ時に持ってきた、長襦袢の裾が擦り切れてきました。二枚目です。
この二枚は、いま着物生活専用に着ています。
古くても日常着に、とことん着たいと自分でチクチクお直しです。
少々縫い目が大きくても、よそさんには見えませんから。
ウール着物も、お尻の部分の縫い目が緩んできたりと
着物生活をすると、それなりに手を加えなくてはいけません。
楽しんで繕っています。ちなみに長襦袢の裾直しの繕いは半日掛かりました。
考えれば、着物って質素倹約型に出来ているかもです。
今どき、洋服を繕って着る人は少ないでしょう・・・?。
着物はいろいろ手直し後に、膝が抜ければ作衣にして着ることをします。
洋服は流行がありますので、簡単に処分できますが
着物は仕立てるとなると、やはり高価になりますので
すぐにポイ!とはいきません。
実際には、こうして数年着ますので安価なのですが・・・
昔の人は、仕立てからお直しまで
家族中の人の着物を、チクチクしていたのですね。
※ 外出着は、洗い張りをしますので
そこで、また新品のようになりますが
家庭着は、自分で直すしかありません。