空気の底 | ゆうきの話

空気の底

雨が降る。

滑らかな冷気に満ちる。

深海でぼうっとしている感じ。

 

梅雨時の暑くなる前の、ひんやりとした、しっとりとした、滑らかな空気が一番心地よい。

太古の海の記憶が、陸で生きる人の心のどこかでゆらめくからかもしれない。