モディリアーニ展 | 吉井宇希オフィシャルブログ「吉井宇希のウキペース」Powered by アメブロ

モディリアーニ展

私が この画家に興味を持ったきっかけは、実はこの人というより、モディリアーニの妻ジャンヌ・エビュテルヌにでした。
だって 彼女はとっても美人で、アーティストであり、歳の差14歳の人を愛して(←好きになってしまえば歳の差なんてたいしたことないのは 私もそう思うけど)その彼と同棲をして、子供を一人産んで、二人目を妊娠中に彼(モディリアーニ)が病気で死んでしまって、それを知った二日後に(妊娠中だった為母親の所で過ごしていた)彼女はお腹の赤ちゃんと共に身投げして自殺してしまうのです 。その間 二人が一緒に過ごせた時間は たったの三年弱…。考えただけて、苦しくなってしまうような彼女の気持ちや、彼女自身の事、そして芸術と情熱的な愛に人生を捧げた二人をもっと知りたいなって思って見に行きました。
彼女の作品はもちろん、アメデオ・モディリアーニ作品も(絵を見たことはあったけど、作者も知らずに見ていた位)全く知らないで行きましたf^_^;私は個人的にジャンヌ・エビュテルヌ作品の方が好きな作品が多かったです。色の使い方と雰囲気が私の好きな感覚でした。二人ともアーティストだから、お互いを描いた作品も何点もあり、絵からもお互いの愛を感じられる作品ばかりでした。その中でも、断トツだったのが、1919年のアメデオ・モディリアーニ作『ジャンヌ・エビュテルヌの肖像』でした。素人目から見ても傑作だと思います。二人の愛が溢れていて、息を呑む程美しいジャンヌ・エビュテルヌが描かれています。
彼の後を追って自殺する程に、全身全霊で愛していたのだなと思うと、この作品がいっそう切なくて、尊い二人の時間に思えて感動したし、色々と考えさせられました。
人生短いし、いつ終わるかわからないし、いつ愛する人と終わりがくるか解らないから、真剣に向き合い 愛する事が大切なんだなって 学ばせて貰いました。しかも、これ 恋愛だけじゃなく 親子、友人、仕事、自分自身、全ての人生における関係に通じる事だなって(^人^)是非 愛のある人生を↑↑☆彡\^o^/