現在、香港から台湾への移住が増えております。
これは香港民主化に絶望しての移住にほかなりません。
当然この中には、共産中国工作員の混在は確実です。
本日は、一つのシナリオとして共産中国(チャイニーズベイジン)が台湾に仕掛ける工作を取り上げたいと思います。
ただし、共産中国指導層が現在のように硬直化した短兵急な方策を取っている限り、いかなる策謀も失敗することでしょう。
しかしながら、彼らが現実的で柔軟な方法を選択した場合は十分な警戒が必要です。
共産中国は、まずは第一に台湾に親中政権樹立を目指したいところでしょう。
しかしながら、あからさまな親中政権は不可能です。
そこで次善の策として国民党政権の復活を企てることになるでしょう。
共産中国と台湾の国民党の水面下の共闘は、一見現実離れしています。
しかしながら、かつて大陸の国民党と中国共産党は、国共合作という野合を実現させました。
台湾の国民党は、現在の共産中国の崩壊を視野に入れつつ大陸反攻の時を待っています。そのためには、まずは台湾で政権を奪還し、国富を牛耳りたいところでしょう。
何よりも、目的の為には手段を選ばぬ漢族であることから、21世紀の国共合作も有り得ることです。
さて、台湾は一見西側国家に思えるものの、一筋縄でいかない現実があります。
我が国では台湾が日本の友邦であると盲目的に信じる人々が少なくありません。
しかしながら台湾の大陸系である国民党や香港系は、紛れもなく反日です。
彼らのほとんどは尖閣を日本領と認めておらず、南京虐殺捏造も否定しておりません。
そういう勢力が現在の台湾に存在しているのです。
さらに現在の台湾民進党政権自体、尖閣及び南京捏造では反日勢力です。
かつて日本では、南北両鮮の内、圧倒的勢力を誇っていた総連はその多くが民団に移りました。これにより民団は乗っ取られたに等しくなりました。
この結果、朝鮮半島南部では北に汚染された民団系資金により金大中政権が誕生し、現在のムン・ジェイン(文在寅)従北政権が誕生するまでになりました。
台湾の今後も21世紀の国共合作があれば、従中政権の誕生も不可能ともいいきれません。
台湾自体、信用ならないことは論を待たないものの、軍事的要衝であることから我が国は最新の注意を払い、常に情勢の動向を警戒したいものです。
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■香港を助けるな~台湾や沖縄への“見せしめ”にせよ
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