■衆参両選挙を終えて~日本奪還に向けて、まずは参院過半数確保だ | ◎ 浮輪浮遊録 ◎

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★「では、どうするか」が、視点のブログです。/ ★ 更新:【 第2 水曜 】、他・随時更新。(2010年9月15日 開設)

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昨年末の衆院選挙に続き、この度、参院選が終わりました。
昨年末に民主党の野田首相が衆参同日選を回避し、昨年末に衆院選を行ったことは、彼らにとって最良の選択でした。
真冬に衆院選を行ったことは、保守系支持の多い高齢者票を目減りさせました。
そして、自民党を支持する“流れの”のガス抜きに成功し、今夏の参院選での、再びの「自民党への風」を減少させました。
現在、民主党では野田氏は戦犯とされておりますが、後世の左翼系歴史家は必ずや氏を再評価することでしょう。


今、巷では自民党政権奪還後、経済や外交等の成果を讃える声が少なくありません。
しかし、それは僅か半年余り待てば可能になったことです。
民主党政権が今夏まで続いたならば、日韓通貨スワップの一部が継続し、尖閣問題等を含む対中関係も不調のままでしょう。

だからこそ、今夏に衆参同日選になれば、溜まりに溜まった反民主党の圧力が限界まで高まります。
一方、第三極には、近年まれに見る失策を期待できる面々が揃っており、自民党の敵ではありません。
そして、同日選特有の高投票率と相まって衆参ともに自民党単独過半数は動かず、完勝となったことは確実です。
これと比べれば、昨年末以来の衆参両選挙結果は、「負けに等しい」水準です。
勝ちを急ぎ大魚を逃したことは、返す返すも残念の極みです。


自民党は相対的に勝ちはしたものの、参院で可決するにも自民党単独過半数を逃したため他党の協力を仰ぐことになり、衆院で再可決するにも自民党単独で2/3を確保していない以上、他党の協力を仰ぐことになります。
現時点で、協力を見込む政党が与党ではあることから、ネジレは解消されたことになってはおりますが、これが続く保証はありません。


これを打開するための選択肢の一つは、他党参議院議員の一本釣り等で、参院自民党単独過半数を確保することがあります。
これは、かつて民主党が行ったことなので、文句は言えないはずです。
好ましくはないものの、議席の確保は選挙だけで無いとともに、やられたことはやり返すことも大切になります。


さて、現在自民党は、「日本を取り戻す」道のりの出発点に立っております。
自民党は政権を奪還したのであって、日本を奪還したわけではありません。
これからの闘いが、本当の戦いであり、これは実に厳しいものになります。


あらためて言うまでもなく、対外勢力は長い年月を掛けて日本を侵食してまいりました。
彼らの先代は、戦後の混乱期を除き慎重に事を運んだものの、先代の“苦労”を知らぬ次の世代が浮かれて馬脚を現したことは、我が国にとって不幸中の幸いでした。
しかしながら、「日本を取り戻す」ことの難しさは、対外勢力と利害をともにする日本人が各方面に存在することです。


「日本を取り戻す」には、まず、自民党が強くなければなりません。
そのためには、まず、2015年春の統一地方選に続き、2016年の総選挙に勝たねばなりません。
経済と社会保障の改善とともに、日本奪還の基礎とも言える「報道の正常化」 こそ優先されるべきで、憲法改正を焦ることは禁物です。


なお、巷間、あの党なら柵が無いから期待できるとの声を聞きます。
法律を通す事のできる大きな政党には、少なからず柵があります。
一方、柵の無い新興少数政党は、議決に影響を与える議席を持っておりません。加えて、少数政党ほど、対外勢力が籠絡しやすいものです。


政治は、数の力を持って一歩一歩逓進することが基本です。
法を超えた「制限」はあり得ず、変革を望むには法の改廃新設が避けられません。
そして法を通すには、詰まるところ議席数なのです。


自民党は、まず、参議院で過半数超えを仕掛けろ、と思われる方は下記のクリックをお願いします。



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2013年04月20日 未来を変える3年~先にやるべき事がある
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2013年05月01日 今、憲法改正を焦ってはならない ~ 2016年の参院選と日本の課題
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2013年05月22日 続・今、憲法改正を焦ってはならない ~反日勢力は『教義』に痛痒を感ぜず
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