
少し前に札幌で旧市営バスの、北営業所と新川営業所の赤字額がひどく、同じく赤字になっている白石営業所(白石区と厚別区)のバス路線から撤退するという話がありました。
市営バス路線の運行を委託する為に年間数億円の補助金を出し、営業所敷地を2年間無償で貸すという内容だったらしいですが…
札幌市いわく、その年間数億円の補助金は「最大で」という条件だったらしく、中央バス委託後に毎年2億円程度の赤字が出てたそうで、札幌市に補助金を出して欲しいと掛け合っても何も返事が無かったらしく…
中央バスが最初に聞いていた条件と札幌市の言ってた内容がかみ合ってないという状況だったみたいです。
それで、中央バスは路線委託する会社を決めずに今年の12月21日廃止届けを出したから市民も札幌市もビックリ。
これがキッカケで明るみになったバス路線問題な訳ですが、中央バスが委託した白石区や厚別区の路線は、利用者が少ないという路線が多く。
しかも、旧市営バスの路線の大半は、200円、230円という固定の料金設定(確か10kmくらい超えると200円区間から230円区間に変わったと思います)。
これでは、努力してもなかなか赤字は解消されないように自分は思います。
中央バスも人の少ない時間帯に減便したり、地下鉄の終電に合わせて運行されるミッドナイトバスを運行したら、まだ赤字額を抑える事が出来たのではないかと思います。
とにかく12月21日以降の運行をどうするかという事でバス事業者11社に問い合わせたところ、ジェイ・アール北海道バスが条件付きで9路線、北都交通が条件付きで一部路線を引き継ぐという回答が来て、検討した結果、ジェイ・アール北海道バスに決まった訳で一安心。
と思いきや、ジェイ・アール北海道バスに委託するにあたって札幌市は初期投資の10億8千万円と、最初の3年間に総額19億円の支援を受ける他、私有地を無償で貸すという話になりました。
委託札幌市は中央バスとジェイ・アール北海道バスに訪問したらしく、その時に中央バスは運行を継続しても良いと態度を一転。
結局、今日ジェイ・アール北海道バスに委託するという話が決定しました。
中央バスも今更何故…?
もし9路線が廃止されたら12月21日以降、中央バスの乗務員はどこに行くのでしょうね?
しかし、ジェイ・アール北海道バスに委託されたら、1日のりほーだいパスの使える範囲が増えるというメリットもあります。
それにしても、29億8千万円も掛ける必要があるのかと思います。
税金の無駄遣いという声が沢山出ているようです。
画像は今月6日に撮影した、中央バスの委託9路線に含まれる一つです。