福祉施設送迎の運転について考える

福祉施設送迎の運転について考える

福祉施設送迎の運転手をしています。高齢者や障害者の身体に負担のないように運転するにはどうしたらいいのか考えてみます。

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車間距離をどれくらい取るか迷う事はありませんか。
私は、前の車が事故を起こしても止まれる距離を理想と考えてます。
他の車より車間距離を取っているので割り込まれることも多いですが気にしないことにしています。
「前の車が追突事故を起こしたので止まれず追突しました。」の言い訳は、警察にも、利用者さんの家族にも通用しません。
運転者に過失は生じます。
ただ、十分な車間距離でひとつだけ気をつけてねなくてはいけない事あります。
右折の対向車が無理に突っ込んで来る場合です。
交差点通過時に対向の右折車の動きに注意が必要です。
利用さんの乗降で停止する場合は、ギアをPにし、サイドブレーキを引くべきである。
ギアをDにしているとエアコン動作時にエンジンの回転数が上がり車が動き出す可能性があります。
ギアをNにした場合も、ギアが何かに触れDに変わり車が動き出す可能性があります。
乗降時に車が動くと利用者さんの転倒事故を招きますので必ずギアをPにしてサイドブレーキを引きましょう。
加速度とは速度の変化を表します。
Gは重力加速度を表し、高い所から物を落とした時の加速度の事です。
車を乗っていてシート背もたれに押される状態、止まる時に前に頭が動いてしまう時は加速度がある状態です。
逆に一定速度で真っすぐ走っている時は加速度のない状態で乗客に負担がありません。
加速、減速では速度の変化があるのでG(加速度)は発生します。
できるだけ小さなG(加速度)に押さえることが乗り心地の良い運転になります。