ウサギをめぐるお話
「I hate rabbits !!」 ガーデナーはウサギが嫌い。
なぜならウサギさんたちはせっかく育てた庭の植物を食べ、そこら中に穴を掘るから。
何も知らない普通の人たちは、あのふわふわした可愛い容姿に一目惚れ。
ピーターラビットのファンの私は初めて野生のウサギを見たときはそりゃあもう興奮しました。
ガーデナーの天敵、それはウサギ、リス、モグラにシカ (どれも可愛らしい動物ばかり…)。
木を植えるときは’ラビットガード’と呼ばれる幹を覆うらせん状のプラスチックor シカにも対応の厳重なケージが欠かせません。
そんなわけで、ガーデナーたちは様々な仕掛けを使って日々害獣駆除&対策を試みています。
そこで先日、フェレットを使ったウサギ狩りを体験しました。
仕掛けは簡単。 ウサギの巣穴の入り口をネットでふさいだ後、これまた可愛らしいフェレットを巣の中に放します。 しばらくするとフェレットに追い立てられたウサギが巣穴から飛び出してきます。 そしてネットにかかったウサギの首を一撃チョップ。 ウサギは動けなくなります。
フェレットを放してからはじっと彼らの働きを待つのみ。 ウサギの巣穴はあちこちに出入り口があって複雑に入り組んでいるため、かなりのんびり時間をかけての狩りでした。
1日に捕まえられるウサギは20把程度。フェレット使いのおじさんたちはボランティアで仕事をしています。
捕まえたウサギはフェレット、そして人の食料 etc.として使われます。
ウサギの何把かはガーデナーのお土産に。
そして何故か私も…
他の人がウサギさんを食べられる状態にしてくれたので、ウサギ料理に初挑戦。
友達の Biginer's Cookbook にレシピが載っていたのでその名も Mustard Rabbit を作りました。
ビギナーの本にウサギ肉のレシピがあるイギリスって素敵です(笑)
イギリス人たちに口をそろえて「味にくせがあるから強い味付けがいいよ」と言われるウサギ肉、おそるおそる味見をしたら案外くせがなかったです。味の説明はしにくいのですが…
マスタードとベーコン、ニンニク、タマネギ、マッシュルームそして白ワインとクリームのソースで煮込まれたウサギはなかなかのものでした。
けれどもやっぱり数人のイギリス人たちは 「この味はダメ。ソースは美味しいんだけど…」
皆さんももしも機会があったら伝統的イギリス料理(?)ウサギの煮込みをお試しあれ。

