娘を出産した時のことを記録しておきます。


妊娠中、お腹はよく張っていたけど

仕事も家事も育児もまぁまぁ出来て特に検診でも異常はなく日常を過ごしていましたが、

35周目の検診で医者から

「少し赤ちゃん下に降りてきてますね。

里帰り早めにした方がいいかも」

と言われて1週間後には帰ろうかな〜と

やんわり考えていました。

その数日後、息子と夫が胃腸炎のような症状が

あり家で看病をしていました。

自分も移らないよう細心の注意は払っていましたが寝ようとベッドに横になると吐き気がしてきて

夜中には嘔吐と下痢のダブルパンチ🤜🤛💩

(汚い話でゴメンなさい)

翌日は1日下痢でトイレとお友だちに🚽

その日は36週目だったので妊婦検診の予約を

していたのですがとてもこの状態では

行けなかったので病院に電話☎️

「多分胃腸炎だとは思いますが腹痛もあって

陣痛だったら不安です」と助産師さんに

伝えると「そんな簡単には出てこないやろうし

産まれたら産まれたで大丈夫ですよ〜」と

言われたけど心配で、

母親に電話で状況を伝えると

「お母さんもお兄ちゃんの出産前に胃腸炎に

なったけどすぐ産まれんかったから大丈夫やろ」

と言われて家でゆっくりすることに。

だけどこれは早めに里帰りした方がいいと思い

夕方また実家の母親に電話。

「不安やから急やけど明日帰りたいんよね」

と話している最中に本陣痛の痛みがきたのです⚡️

2階のベッドの上で動けなくなり、

1階にいたお義母さんと夫に電話して

2階に来てもらい状況を説明。

お義母さんが「救急車呼んだ方がいい!」

と言って電話してくれて救急隊の方が到着🚑

息子もまだ2歳になる前で何かわかってないけど

みかん🍊持ってきてくれて泣きそうに😭

夫と共に救急車に乗り(私はタンカー)、

その時点で子宮口がなんとなく開いてる感覚も

ありとにかく陣痛の痛みでさらに泣きそう😭

救急車の中でどうしたらいいか分からず

整体で教えてもらった呼吸法を実践。

「大丈夫やから、頑張るげんぞ!」

と励ましてもらっているともう産まれそう!

頭が出てきているのがわかり救急隊の方に

伝えると確かに出てきているので楽な姿勢をとり

病院着くまでに産んでしまおうとなり

そのまま出産。産声はないけど

「赤ちゃんお腹におる時の状態にしてあるから

大丈夫やぞ!」

と言われて夫と「よかった〜」と話していると

1番家から近くの大きい病院に到着🏥

助産師さんが駆けつけてきて一言。

「なんで卵膜破いてないんや!?」

そして卵膜破かれ臍の緒は切られ

赤ちゃんだけが先に病院の中へ🏥👶

遅れて私も中に運ばれてコロナの検査などされて少しだけ娘の顔を触らせてもらい

お互い別々の部屋へ。

私は処置室で会陰を縫われたり数時間安静期間が

ありその後熱があるから点滴をして病室へ。

3日間抗生剤投与ですと言われ熱だけで

検査の結果わからんのになんでやろとモヤモヤ💉

明日には熱下がるだろうから赤ちゃんの

詳しい話は明日するねと言われその日は寝ました


次の日ドクターから娘がNICUにいて

病院に着いた時点で呼吸が止まっていたこと、

救急車の中で卵膜に包まれたまま外に出てきて

しんどい思いをしていたため胎便が羊水に

混ざっていたこと、おそらく5分以上は呼吸が出来ず苦しんだと思う、そしてその結果低酸素性虚血性脳症となり新生児仮死の状態だと伝えられました。



私は超スピード安産のつもりだったので

娘のこの管に繋がれた姿を見て

本当にショックでした。

一気に地獄に落とされたような感覚。


本来なら母子同室で授乳などもあるのに

1人個室で他の部屋から聞こえてくる赤ちゃんの鳴き声を聞きながら泣いていました。

搾乳機で搾乳している自分が虚しくて虚しくて…

後陣痛の痛みはあったけどこんな痛みで薬を飲んではいけない、娘はもっとしんどい思いをしているのに!と思い渡されたけど飲めませんでした。

定期的に看護師さんや助産師さんが病室にきて

声をかけてくれて最初は泣いてはいけないと

我慢していましたが師長さんがそれに

気付いてくださったようで泣いてもいいんだよと

言ってくださりそれからは何も気にせず泣くことにしました。


検診の時点で「早めに帰ってきた方がいい」と

言われたのに帰っていなかったこと、

妊娠中お腹が張って辛かったけど体を休めていなかったこと、イヤイヤ期の息子にイライラして

怒鳴りまくっていたこと、妊娠中ストレスを感じまくっていたことなどたくさん自分を責めた。

泣いても泣いてもスッキリしない🌀

だけどやれることは何かと考えて

いつになるか分からんかったけど母乳を飲ませてあげたかったのでとにかく夜中も関係なく3時間おきに搾乳しておっぱいのリズムを作ることに専念。

搾乳したおっぱいは冷凍してもらえるので

NICUへ面会に行くついでに届けに行く。

自分の体調を整えるためにも食べて寝る💤

これだけは全力でした。

自分だけ先に退院するのが嫌でした。

病院にいればいつでも会えるのに…

家にいる時に病院から連絡が来るのが怖い…

仕方がなく予定通り私だけ退院して

お義母さんに協力してもらい、毎日搾乳した母乳を冷凍して病院へ届けに行きました🍼


面会に行く度に管が少なくなっていく娘の姿、

本当に感動しました🥹



入院中看護師さんから

退院は4ヶ月後くらいかなと言われたり

退院できても酸素チューブや栄養の管を

つけたままで帰ることおるよと言われたり

いろいろ覚悟をしていたのですが

3週間ほどで直母で母乳も飲めて

自分で呼吸もできる状態になり退院👏



看護師さんからも"奇跡の子”だと

言ってもらいました😢💖


我が子の生命力には驚きました。

そして赤ちゃんは奇跡を起こすこと、

人間の自己治癒力を知りました❣️

もしこれから妊娠、出産される方や

出産されて私のように思いもよらないことが

起きてしまった方がいたら

こんな希望もあるということ知ってほしい。

赤ちゃんの力はすごいから信じてあげてほしい。


長文になりましたが

最後まで読んでいただきありがとうございました😊