妄想2
場所は変わって喫茶店。小説家さんが奢ってくれるそうなので安心して注文する。
俺はカフェオレ、小説家さんはコーヒー。もちろんブラックで。
なぜだか、牛乳が入っているだけでも負けた気がしてならない。
まあいい。この寒い季節に暖かい所で温かいものが飲めるだけ良しとしよう。
「考えたことはこれに書いて」と小説家さんは鞄から紙を出した。
妙な模様が描かれた不思議なA3サイズの紙だ。
「すいません、下書き用のものもお願いできますか?
いろいろまとまりなく考えちゃうんで。」
「ああ、別にそれに書いちゃっていいよ。いろいろ基にして書くんだし。」
「えっと、どんなものを想像すればいいんですか?」
「悪魔とかが出てくるファンタジーものがいいんだけどね。
悪魔が人間界に攻めて来るみたいなやつ。
そういうのだったらなんでもいいから自由に想像してくれていいよ。」
もろに得意分野じゃないか。
それにしてもさっきから想像って妄想なのに自分で言っていて苦しいな。
・・・思案30分・・・
小説家さんが4杯目のおかわりのコーヒーを飲んでいるところでまとまった。
「とりあえず、できました。」
「どれどれ見せて。」
適当に説明するとだ
主人公は俺のような高校1年生、ある日突然、空が真っ赤になって
悪魔が攻めてきて人間の皆さん大パニック。
さあ、どうしましょうというところで
主人公の腕にまた突然変な紋章が・・・なんていうのは少しダサいので
謎の男に変な機械を渡される主人公。
なんとそれは悪魔を使役できる機会だったのだ。ワースゴイ。
でも、最初に悪魔と真っ向から戦って勝たなきゃいけないとか、
暴走している機械もあるとか、いろいろ書き連ねてみた。
我ながらすごい厨二な設定の数々だ。
途中で「もしその機械がなかったらのパラレルワールドもあり」と
最後に書いてみたりもした。
こんなんで納得してくれるだろうか。
「うん、これでいいよ。お疲れ様。僕の期待していたような感じだったからよかったよ。
お昼も奢ってあげるよ何頼んでもいいよ」
笑顔で答える小説家さん。一瞬不敵な感じにも見えたけど気のせいだろう。
こういう時は遠慮なくと思いながらも適当な値段のランチセット(税込498円)
対して小説家さんはステーキを頼んだ。なぜか焼き具合をレアにして。
真昼間からそんなものを食える人の気が知れない。
実は売れっ子作家なんじゃね、この人。などと考えながら食事終了。
お代を払ってもらい、小説家さんと別れた後は結局何もせずに1日が過ぎた。
――翌日――
学校に行きまたいつも通りに授業中妄想にふけりながら空を見ていると
「ドン」というどこから響いたかもわからない音がしたのと
同時に空が真っ赤に染まっていく。
夢とかではなく、現実だ。恒例のホッペつねりも試した。
周りの風景は一切変わらず。みんなザワザワ
「まさか、昨日のがね。」
こんな状況でも妄想を繰り返す俺の頭は最悪の事態に至った。
それはもう一つの世界が「ココ」だという最悪で笑える妄想だった。
新年1発目こんなん出来ました。
俺はカフェオレ、小説家さんはコーヒー。もちろんブラックで。
なぜだか、牛乳が入っているだけでも負けた気がしてならない。
まあいい。この寒い季節に暖かい所で温かいものが飲めるだけ良しとしよう。
「考えたことはこれに書いて」と小説家さんは鞄から紙を出した。
妙な模様が描かれた不思議なA3サイズの紙だ。
「すいません、下書き用のものもお願いできますか?
いろいろまとまりなく考えちゃうんで。」
「ああ、別にそれに書いちゃっていいよ。いろいろ基にして書くんだし。」
「えっと、どんなものを想像すればいいんですか?」
「悪魔とかが出てくるファンタジーものがいいんだけどね。
悪魔が人間界に攻めて来るみたいなやつ。
そういうのだったらなんでもいいから自由に想像してくれていいよ。」
もろに得意分野じゃないか。
それにしてもさっきから想像って妄想なのに自分で言っていて苦しいな。
・・・思案30分・・・
小説家さんが4杯目のおかわりのコーヒーを飲んでいるところでまとまった。
「とりあえず、できました。」
「どれどれ見せて。」
適当に説明するとだ
主人公は俺のような高校1年生、ある日突然、空が真っ赤になって
悪魔が攻めてきて人間の皆さん大パニック。
さあ、どうしましょうというところで
主人公の腕にまた突然変な紋章が・・・なんていうのは少しダサいので
謎の男に変な機械を渡される主人公。
なんとそれは悪魔を使役できる機会だったのだ。ワースゴイ。
でも、最初に悪魔と真っ向から戦って勝たなきゃいけないとか、
暴走している機械もあるとか、いろいろ書き連ねてみた。
我ながらすごい厨二な設定の数々だ。
途中で「もしその機械がなかったらのパラレルワールドもあり」と
最後に書いてみたりもした。
こんなんで納得してくれるだろうか。
「うん、これでいいよ。お疲れ様。僕の期待していたような感じだったからよかったよ。
お昼も奢ってあげるよ何頼んでもいいよ」
笑顔で答える小説家さん。一瞬不敵な感じにも見えたけど気のせいだろう。
こういう時は遠慮なくと思いながらも適当な値段のランチセット(税込498円)
対して小説家さんはステーキを頼んだ。なぜか焼き具合をレアにして。
真昼間からそんなものを食える人の気が知れない。
実は売れっ子作家なんじゃね、この人。などと考えながら食事終了。
お代を払ってもらい、小説家さんと別れた後は結局何もせずに1日が過ぎた。
――翌日――
学校に行きまたいつも通りに授業中妄想にふけりながら空を見ていると
「ドン」というどこから響いたかもわからない音がしたのと
同時に空が真っ赤に染まっていく。
夢とかではなく、現実だ。恒例のホッペつねりも試した。
周りの風景は一切変わらず。みんなザワザワ
「まさか、昨日のがね。」
こんな状況でも妄想を繰り返す俺の頭は最悪の事態に至った。
それはもう一つの世界が「ココ」だという最悪で笑える妄想だった。
新年1発目こんなん出来ました。
妄想1
俺T(16)高校1年はなんだか妄想癖がついてしまったようです。
街を歩いていれば、ここで宇宙人が飛来したら・・・とか、
部屋を開けたらそこはもう別世界・・・とか
などと酷いくっだらないことを日々考えているのです。
まあ、こんなんですから授業中は上の空で最近で覚えている授業内容といえば
国語の古文の「児のそら寝」の解説で昔の坊さんはホモが多かったってことと
同じく国語の現文の「青が消えた」の世界を広げて独り妄想していたことくらいだ。
テスト大丈夫か?俺?と二重人格のもう一人の俺が・・・
これはヒドイ。一生続くんじゃねコレ?
日曜の寒空の下歩きながらこんな意味のない日記を脳内でしたためていると
「ちょっと、そこのキミ」
後ろから声かけられた。振り返ってみたらコートを着た人だった。
声からして30前後みたいだ。
「なんですか?」
なんかしたかな?俺。
「いや、少し何か呟いていたみたいだったから・・・」
「・・・」
目が点になる俺。
もしかして俺、今の全部話してた!?
恥ずかしい!!穴があったら入りたい!!
「えっと・・・内容聞いてました?」
「う、うん、まあ・・・」
チクショウ!!死にたい!!
もうここでスイッチで変身する怪人にやられるとか
殺人ウイルスが蔓延したりとかしてほしい!
「お願いします!忘れてください!」
頭を下げてお願いする。
「忘れるのは無理だけど」
冗談に対する対応みたいにされる。イヤ、マジでお願いします。
「誰にも言わないならいいけど」
良かった~。現代で噂は一言世間に漏れただけでも場合によっては身近な人間が知るから怖い。
「ちょうどいい、代わりに一つ頼みごとを聞いてもらいたいんだけど・・・」
あー。そうなるパターンかー。
「何すればいいんですか?」
「なに、簡単なことだ。僕は小説家なんだけどね。
書きたいものは決まっているんだけど如何せん構想ができなくてね。」
「それで、僕に何か考えてほしいと?」
「うん、まあそういうことだよ。」
「それくらいならいいですよ。」
とあっさり了承してしまった。
次に続きます・・・
街を歩いていれば、ここで宇宙人が飛来したら・・・とか、
部屋を開けたらそこはもう別世界・・・とか
などと酷いくっだらないことを日々考えているのです。
まあ、こんなんですから授業中は上の空で最近で覚えている授業内容といえば
国語の古文の「児のそら寝」の解説で昔の坊さんはホモが多かったってことと
同じく国語の現文の「青が消えた」の世界を広げて独り妄想していたことくらいだ。
テスト大丈夫か?俺?と二重人格のもう一人の俺が・・・
これはヒドイ。一生続くんじゃねコレ?
日曜の寒空の下歩きながらこんな意味のない日記を脳内でしたためていると
「ちょっと、そこのキミ」
後ろから声かけられた。振り返ってみたらコートを着た人だった。
声からして30前後みたいだ。
「なんですか?」
なんかしたかな?俺。
「いや、少し何か呟いていたみたいだったから・・・」
「・・・」
目が点になる俺。
もしかして俺、今の全部話してた!?
恥ずかしい!!穴があったら入りたい!!
「えっと・・・内容聞いてました?」
「う、うん、まあ・・・」
チクショウ!!死にたい!!
もうここでスイッチで変身する怪人にやられるとか
殺人ウイルスが蔓延したりとかしてほしい!
「お願いします!忘れてください!」
頭を下げてお願いする。
「忘れるのは無理だけど」
冗談に対する対応みたいにされる。イヤ、マジでお願いします。
「誰にも言わないならいいけど」
良かった~。現代で噂は一言世間に漏れただけでも場合によっては身近な人間が知るから怖い。
「ちょうどいい、代わりに一つ頼みごとを聞いてもらいたいんだけど・・・」
あー。そうなるパターンかー。
「何すればいいんですか?」
「なに、簡単なことだ。僕は小説家なんだけどね。
書きたいものは決まっているんだけど如何せん構想ができなくてね。」
「それで、僕に何か考えてほしいと?」
「うん、まあそういうことだよ。」
「それくらいならいいですよ。」
とあっさり了承してしまった。
次に続きます・・・

