
ボーナス支給日に自宅へ到着するよう手配していた「狂言劇場 その壱」
この半年も一所懸命に頑張ったご褒美…。
もう既に来年のチケットを購入しているわけですが、実はまだNHKでしか観たことのない狂言。その時は確かに面白いと思った気がします。
が…、今回DVDを観て、もし万が一合わなかったらどーしよー!
悲しい!
なんて思っていたのですが。
いやはや、ハマりました。
どはまり。
笑える。
しかも美しい。
まずは三番叟。
野村萬斎さんがお得意としていると聞く五穀豊穣を寿ぐ舞。
揉ノ段はシャープな動きが精悍で気持ちがスッとする。素面ですので、萬斎さんの鋭い表情がまた更にシャープさを感じさせ、迫力があります。
鈴ノ段は黒式尉の面を付け、鈴を手に舞われます。後半の、種蒔きや鈴から扇にお顔を上げていく動きが好きです。最後の扇にお顔を納める動きも美しい。
いずれも目出度い気分になれます。
次の演目、鎌腹は、萬斎さんのとぼけた演技や故万之介さんの落ち着いたつっこみが可笑しい。
観客の皆さんの笑い声もなにか幸せそうで、これが狂言の笑いか~と仲間入り出来た気分に。
聞き取れない台詞があったから、狂言全集が欲しくなりました。
次は能楽囃子。
なんでしょうね、日本人としてのDNAに刻まれているのか、日本人として祭り囃子の洗礼を受けているからか、高揚はしますね。
まだあまりよく分かっていないけれど、何度も聴いてみたい感じ。
最後は川上。
人間国宝の野村万作さんが美し過ぎる!
ご苦労されている方がいる中、不適切かも知れませんが、こんなに美しい所作の盲目があるのかと思ってしまいました。
夫婦愛のお話なので、母と観るのは厳しいかな。夫に先立たれた妻が元気になれるような狂言があったらいいのになあ。
私、実はDVDを観るまでは、自分が狂言ファンになりつつあるのか萬斎さんファンになりつつあるのかはっきりしなかったのですが、狂言ファンになりつつあると分かりました。
勿論、萬斎さんは素敵です。素敵ですが、萬斎さんの演目以外は観たくないということはないです。
万作さんの珠玉と言われる舞台、どんどん観ていきたいと思いました。
と言いつつ、萬斎さんの美しい舞を明日への活力にすべくまた観たいわけですが、本当に毎日毎日忙しく、観る余裕がありません。
ゆとりが欲しい~。


