Dimension W 最終第12話A途中 | ukabのブログ

Dimension W 最終第12話A途中

「Dimension W」

最終第12話 辿󠄀りついた未来(前半)

OPなし。
「サルバー!みんなー!」上空からルワイが叫ぶ。生物兵器の前にルーザーとエリザベスが立つ。「これがソフィアだと!?」「正確にはソフィアをベースに屍体達を繋ぎ合わせた怪物だがねぇ」後方には次元Wのゲート。「そんなぁ…」エリザベスが悲しそうな顔。「でも彼女の一部のパーツは生かしてあるよぉ。心臓…」シーマイヤーはそのカプセルを足蹴にする。「…手首。転送装置に生体認証がいるから必要な部分だけ残しておいたんだ。さぁどうするジュリアン?」シーマイヤーが座る場所は実験施設のコントロール塔。丸ごと生物兵器の中に次元Wの空間を作りそこから制御しているのだ。
「ジェネシスさえあれば記憶付きで綺麗さっぱり再生可能だ。協力するか_さもなくば夫婦揃ってあの世に逝くか…二つに一つだ__」「二つに一つだと?違うなぁ」「お前を倒しジェネシスを手に入れる。」「お前が!?w」「ソフィアを救い_先の戦争で罪を負わされたアドラスティアの名誉を取り戻すのだ!」そう言うとルーザーはシーマイヤーの乗る生物兵器の前に飛ぶ。「やれるものならやってみろ!」シーマイヤーの顔が狂気で歪む。
「知っているぞお前の弱点。そのゲートは閉じるまで動かすことはできない。そんなことをすればお前のいる空間から転送装置が消えるからだ。」「うっ だったらなんだって言うんだよ!」「ナンバーズを5つ揃えた今_私もゲートを開けるのだ!ルーザーは上空にゲートを開く。「やってーパパーっ」エリザベスが叫ぶ。焦るシーマイヤーの側に小さなゲートを開く。「こんなことをしたって私を倒せないぞ」「だからお前にはこちらに来てもらう。」小さな空間からルーザーの腕だけが現れシーマイヤーを捕まえる。「お前が手を下した研究者達と同じ苦しみを味わえ!」シーマイヤーがニヤリとし生物兵器の一部を変形させソフィアの形態を出現させる。「ジュリアン…」「!ソフィア・・・」ルーザーが怯んだ隙にソフィアの部分が握り拳に変形し叩きのめされ次元を介していた腕を引き千切られる。シーマイヤーは高笑いし「生のない張りぼてに油断したな。ジュリアン?」「パパ」エリザベスが駆け寄る。「素直に僕の仲間に入っておけば良かったものを…」シーマイヤーの顔に生物の侵食が始まっている。
「次はお前だ。マブチ・キョーマ!」


「キョーマさん」ミラが声をかける。キョーマは崩れた実験施設の奥で瓦礫にもたれかかり「もういい__」無気力に話す。「俺には最初から資格なんて無かった…仲間に会う資格も雅の墓前に立つ資格もな……」「誰一人救えず自分一人だけ助かったクズだ。」「一体どうしてしまったんですか?いつものキョーマさんらしくないです!」「うるせぇー」「しっかりしてくださいキョーマさん!」「__私の知ってるキョーマさんは乱暴で向こう見ずでぶっきらぼうで突き進んで絶対自分を曲げなくて…コイルがキライなのにロボットの私を助けてくれて__」「出会ってまだ半年足らずですが…私はキョーマさんのことを学びました。」「キョーマさんはどんな時も諦めない人です。可能性のある限り!」「うるせぇー!」「ありもしねぇ可能性にしがみついて結果がこれだ!!」「キョーマさんのせいなんかじゃ……」ミラを突き放し立ち上がり背を向ける。「思い出しちまったんだよ。あの時のことを…」

キョーマがジェネシスを手にしたとき「〝こいつには不可能はない〟本当にそう思える何かがそのコイルにあった。これさえあれば雅をもっといい方法で救える。だから俺は後から来る誰かに託すことにした。。。」そう考え塔から落下していったのだ。「〝雅のために〟たとえ身体がバラバラになって死んでも__身体を張ることで俺の意志が伝わる……」「そう信じて飛び降りて!その結果がこれだ!!」
「気がつけばベッドの上。雅が死んで仲間も全滅だ。記憶を無くした俺は〝コイルに全てを奪われた〟と自分に言い聞かせて__ごまかして生きてきたんだ・・・」「キョーマさん__」
「俺には可能性を掴む力もそれを活かす力もない。」肩越しに振り向き「妙な期待をしてんじゃねぇ」とミラに言う。

「逃げるんですか?キョーマさん。」「俺にはもうこの島で戦う理由がねえ」「違います。雅さんのことです。」「はぁ?」「イースター島の崩壊と同時刻に起きたという雅さんの手術中の事故。キョーマさんもそのことをずっと気にしてらしたんですよね」「手前ぇには関係ねぇだろーが!」「あります!」「私の身体は本来雅さんのために作られたものです。雅さんが生きていたら今の私はありませんでした。私が生まれることができたのはキョーマさんと雅さんが選択した可能性のおかげなんです!__だから関係大有りです!!違いますか!?」「ちっ 手前ぇ…」
「確かめましょうキョーマさん。一緒に」「雅さんが信じた可能性の結末を!」「雅さんの思いを繋げるために!」キョーマはミラの勢いにタジタジで動揺していた。
~~雅への回想~~
病室で手を握り__最初に出会ったとき__ベンチに座りながら名前を教えてもらったとき__

キョーマはミラの手首を掴まえる。「ど どうしたんですキョーマさん?」手のひらを見る。「あのぉ~(焦;)」投げ捨てるように手を離す。「ちっ 手相まで同じに作りやがって」「はぁ?」
「だが__どうやって思い出せって言うんだ…」「記憶喪失の原因はおそらくジェネシスの作用。認識できない情報により記憶の作用が壊れたんです。__壊れたものは直せば良いかと。」「ロボットじゃねぇんだよ俺は」「技術的には可能だからキョーマさんは狙われているんです。」「壊れたのは〝記憶へのリンク〟です。それを正しく繋ぎ直せば記憶も蘇るハズです。」「どうやって?」「キョーマさんの記憶を追跡するんです♪」「耳に転送されたあの装置と同じように制御できるように調整しました。私は八十神での経験もあります。ずっと上手にできるハズです。」そういうとミラの尻尾の先端が円錐形の鋭利な器具が出てきた。ちょいとビビるキョーマ。「_くそったれが・・・」「あとは深く眠ってもらう必要があります」「みなまで言うな。__思えば手前ぇと最初に会ったときもこうだったな?」「そうでしたね。キョーマさん♪」「でもあのときとは違います!」ニッコリ微笑んで思いっ切り引っ叩くミラ。バチン!!グキッ!!__ブラックアウト・・・

〝追跡開始〟ミラはキョーマの意識の中へ入り込む。光の中すっぽんぽんのロボットの姿で飛ぶように。記憶の断片が漂う中移動していく。「何だこりゃ?」「キョーマさんも見えていますか?」「これが俺の記憶か?」「はい。散らばった記憶のリンクを正しく繋げば〝記憶として再生〟されるハズです。」

その頃地上にいるシーマイヤーが「出てこないなら_記憶を辿っていくらでもぉ_」近くの岩に触れ「そうだそうだ巻き戻れ」記憶の時間を操作し居場所を追跡するようだ。「ヤツは何処だ?」次元W内に漂うキョーマの姿を見つけニヤリとする。

「次元Wは3次元のさらに上の領域。キョーマさんの記憶をしっかり認識しないと!」ミラの身体がフルパワーで赤くなり始めた。「うっ!」かなり負荷がかかっている。「どうしたポンコツ?」「いや 何でもないです。ちょっとコイルに負荷が。」「お前。身体の線が赤くなってるぞ。」「大丈夫です。あと少しですから♪」記憶の断片がまとまり始めた。「繋げる準備ができました!」「よし。やれ!」「はい!!」超フルパワーでミラは繋げに取り掛かった。
「これがあの時の・・・」記憶がどんどん蘇っていく。



★ ☆


ここまでが1/3。8分間・・・ふつーだったら1話分ぐらいありそうな。。。

疲れた。orz

続きは次回に。

おらちょっと倒れるだ・・・


では パー