Dimension W 第11話A
「Dimension W」
第11話 消えたジェネシス(Aパート)
「あの光__そうか…そういうことか」ルーザーは倒れながらミラたちと同じ光を見ていた。対峙するクライスラーは「いつも間合いの外にいるつもりだったが・・・私のスーツのほうが先にネを上げてしまったようだ__」そう言うとクドサリと倒れる。「コイルに頼り過ぎだ。クライスラー」よろめきながら歩み寄り彼のナンバーズをルーザーは手にする。「5つ目。これでキーとなるナンバーズが揃った。」胸に組み込むと閃光が走り衝撃で絶叫し倒れそうになる。エリザベスが舞い降り間一髪で父を支える。「大丈夫!?パパ」「大丈夫だ。__行こう。」闇に光る場所を二人は見つめる。
「僕の身体はひとつじゃないんだ」「お前ロボットだったのか__」ルワイが真相を語る。「事故で身体の大半を失ったけど_僕は生きている。」「本当の僕は故郷のイスラにいる。」「遠隔操作か」キョーマはピンときた。「サルバが作ってくれた僕だけのシステム。次元Wを使ったラグのない通信で本当の自分の身体のように操れるんだ。」「意識を深く入り込み過ぎるとこの身体から出るのが難しくなるんだ。」「ユーリーの攻撃のショックで客観的に操作できなくなってしまった。だからしょうがなく自害した。」「なるほど。」キョーマは納得・理解した。自害し離脱した意識は避難小屋にいたもう一つの身体に移動。意識をコントロールしていた耳裏のマシンの存在を昏睡状態のサルバと回収屋の一人に伝え取り外しに成功。これによりサルバ王子が無事意識を取り戻す。
「キョーマ。僕を嫌いになった?」「どんな身体だろうと関係ぇーねぇ」頭をガシガシ撫でる。「お前はお前だ。それは否定できん。」「よし。行くか__」「ユーリーとK.K.はどうすんの?」イーストリヴァー妹が尋ねる。「置いていくさ。ユーリーが目覚めるのは本人次第だ。」
そうして闇に光るあの場所へと一行は向かう。
途中で目覚めたサルバ王子一行が合流する。キョーマと握手を交わす。「会うのはこれが初めてか?キョーマ・マブチ」「いいや。夢で一度」ニヤリと返す。「そうだったな。私の夢に無断で入ってきた。」「どっちの夢だったかなんてわからない。王子__」「友よ。私に敬称・敬語はいらない。」「最初こんなガキに上手いこと言ってやらせて_自分のことしか考えてないバカ兄貴だと思っていたが・・・違うとわかった。__それで十分だ。」「じゃ 行こうか。全てのケリをつけに!!」
「あそこが光の出どころか…」〝61 アドラスティア〟と書かれた円形の巨大扉だ。
「同じ扉がいっぱいあるなぁ」イーストリヴァー妹が周りを見渡し不思議そうに言う。「〝Wの具象化〟ってやつだ。」キョーマが答える。ルワイがモビルスーツ?(←この表現でいく)で飛行し周囲の状況を確認する。「動いているロボットの反応は無かった。次元Wのエネルギーも安定している。イケるよサルバ♪」
サルバは腹を据えた静かで且つ力強い口調で一行に告げる。「あの中に入る。あの中には博士が開発し封印されたとされる究極のコイル〝ジェネシス〟があるに違いない。」「やはりあのコイルが狙いか…」ため息交じりのキョーマ。「ジェネシス?」ミラがちょっと引っかかる。「無から有を生み出すことさえ可能なコイル。ルワイのため_多くの血筋を絶やさぬためにもそのコイルが必要だ。」(____お父さんが作っていたのはそんな呼び名ではなかったような・・・)ミラが考え込む。「私のデータベースの中にその情報はありません!」「当然だ。ジェネシスの情報は極秘中の極秘。正規のコイルを使っている限り監視と削除の対象になっているワードだ。」「この島にいるから言えることだが__」みんなハッとする。「他に口外しないことをお勧めする。」
「ま報酬さえ貰えば何だって構わねぇ。ところであの〝早い者勝ち〟って話しはまだ生きてるんだろ?」キャシディが露骨に聞く。「無論。それが本物なら倍の1億ドル払おう。」聞くや否や猛然とダッシュ!「悪いねぇあんたら。1億ドルはこのスコーピオン・キャット・キャシディさまのものだ!」彼女が向かった途端地面下の防御ロボットがわんさかと現れた。「無理 無理 無理ぃ~~!!」大慌てのキャシディ。速攻で引き返してくる。ルワイのモビルスーツで応戦「ここは僕に任せて!」「頼んだぞ」その隙に一行は走り扉に向かう。尚も一行にロボットが襲いかかるがイーストリヴァー兄妹が入り口で防御に回る。「行ってくれ!」「分け前弾むんじゃぞ!」「来い!ポンコツ」「防御なら私のほうが」「大丈夫だ。やつらもプロだ。」内部へ駆け込む。
サルバ王子・側近のラシティ・キョーマ・ミラの4名が階段を下りていく。「この先には手前ぇに関係する何かがある筈だ」「ジェネシス…監視と削除_手前ぇが博士といたときの記憶が曖昧だったことは無関係じゃない」「正規のコイルに変えられて記憶を消されたんだ」「ハッキリしてるのは〝不正コイルを辿れ〟という博士のメッセージだけだ。」「はい。」「ナゼ博士は〝辿れ〟なんていう言葉を使ったのか。〝探せ〟じゃなくて〝辿れ〟…それがどうにも引っかかってな__」「それが私をここに連れてきた理由ですか?」「博士は〝ジェネシス〟という単語が消されるのを想定していたんじゃないか?」「お父さんは暗に〝イースター島に行け〟と命じたということでしょうか?」「おそらくな。ここならニューテスラの監視は届かない。あとは手前ぇの問題だ。」「俺はあの日に起きたすべてのことにケリをつける。__そして俺はあいつの前にやっと立つことができるんだ。」ミラは理解し頷く。
「ここだ。メインチャンバー入り口。」サルバ王子はシャッタードアのスイッチを入れガラガラと上がっていく。「ああそうだ。ついでにヤツとの決着もな。」ヤツというのはルーザーだ。中には既にルーザーとエリザベスが待ち構えていた。「来たな。マブチ・キョーマ」「ルーザー。全部知っていやがったな手前ぇ。」「無論だ。事故は転送装置の暴走により起きた。その時転送装置を操っていたのは私の妻ソフィアとハルカ・シーマイヤーだった。」「やはりキミはジュリアン・タイラーだったか」サルバ王子が正体を理解する。「まさかキミまで生き残っていたとは__」「確かに私はこの島に残っていた。だが運命が私を今日まで生かしてきたのだ。」「見ろ。」上を見上げると闇の中に強烈に光る巨大な球体が浮いていた。
「時空の歪み・・・」ミラがわかっているようだ。
「そうだ。転送装置のゲートが開いている状態だ。」携わったジュリアンことルーザーが説明する。「あの日暴走した装置はアドラスティアごと転送し 周囲一帯次元Wが枯渇した状態〝虚無〟へと落とした。」「その装置も虚無へと消えたのではないのか__」サルバ王子がゲートを見据える。「転送装置そのものは転送されない。」「ならば転送装置はどこにある。そもそも虚無から回復させたものは一体何なのだ。それが〝ジェネシス〟ではないのか!?」「・・・」ルーザーは答えない。「洗いざらい話してもらうぞ。ルーザー」キョーマは鉄針を握りしめ回答を求める。「手前ぇのこともシーマイヤーのこともな。」ルーザーは拳を握り締める。「いいだろう・・・貴殿らには真実の目撃者になってもらおう!!」手のひらにナンバーズを発動させキョーマたちに閃光が襲いかかる!
★ ☆
ところで・・・キャシディはどこ行った???www
思いっ切り雑魚扱いだな。
密度濃いなぁ___のちほど後半へ。
第11話 消えたジェネシス(Aパート)
「あの光__そうか…そういうことか」ルーザーは倒れながらミラたちと同じ光を見ていた。対峙するクライスラーは「いつも間合いの外にいるつもりだったが・・・私のスーツのほうが先にネを上げてしまったようだ__」そう言うとクドサリと倒れる。「コイルに頼り過ぎだ。クライスラー」よろめきながら歩み寄り彼のナンバーズをルーザーは手にする。「5つ目。これでキーとなるナンバーズが揃った。」胸に組み込むと閃光が走り衝撃で絶叫し倒れそうになる。エリザベスが舞い降り間一髪で父を支える。「大丈夫!?パパ」「大丈夫だ。__行こう。」闇に光る場所を二人は見つめる。
「僕の身体はひとつじゃないんだ」「お前ロボットだったのか__」ルワイが真相を語る。「事故で身体の大半を失ったけど_僕は生きている。」「本当の僕は故郷のイスラにいる。」「遠隔操作か」キョーマはピンときた。「サルバが作ってくれた僕だけのシステム。次元Wを使ったラグのない通信で本当の自分の身体のように操れるんだ。」「意識を深く入り込み過ぎるとこの身体から出るのが難しくなるんだ。」「ユーリーの攻撃のショックで客観的に操作できなくなってしまった。だからしょうがなく自害した。」「なるほど。」キョーマは納得・理解した。自害し離脱した意識は避難小屋にいたもう一つの身体に移動。意識をコントロールしていた耳裏のマシンの存在を昏睡状態のサルバと回収屋の一人に伝え取り外しに成功。これによりサルバ王子が無事意識を取り戻す。
「キョーマ。僕を嫌いになった?」「どんな身体だろうと関係ぇーねぇ」頭をガシガシ撫でる。「お前はお前だ。それは否定できん。」「よし。行くか__」「ユーリーとK.K.はどうすんの?」イーストリヴァー妹が尋ねる。「置いていくさ。ユーリーが目覚めるのは本人次第だ。」
そうして闇に光るあの場所へと一行は向かう。
途中で目覚めたサルバ王子一行が合流する。キョーマと握手を交わす。「会うのはこれが初めてか?キョーマ・マブチ」「いいや。夢で一度」ニヤリと返す。「そうだったな。私の夢に無断で入ってきた。」「どっちの夢だったかなんてわからない。王子__」「友よ。私に敬称・敬語はいらない。」「最初こんなガキに上手いこと言ってやらせて_自分のことしか考えてないバカ兄貴だと思っていたが・・・違うとわかった。__それで十分だ。」「じゃ 行こうか。全てのケリをつけに!!」
「あそこが光の出どころか…」〝61 アドラスティア〟と書かれた円形の巨大扉だ。
「同じ扉がいっぱいあるなぁ」イーストリヴァー妹が周りを見渡し不思議そうに言う。「〝Wの具象化〟ってやつだ。」キョーマが答える。ルワイがモビルスーツ?(←この表現でいく)で飛行し周囲の状況を確認する。「動いているロボットの反応は無かった。次元Wのエネルギーも安定している。イケるよサルバ♪」
サルバは腹を据えた静かで且つ力強い口調で一行に告げる。「あの中に入る。あの中には博士が開発し封印されたとされる究極のコイル〝ジェネシス〟があるに違いない。」「やはりあのコイルが狙いか…」ため息交じりのキョーマ。「ジェネシス?」ミラがちょっと引っかかる。「無から有を生み出すことさえ可能なコイル。ルワイのため_多くの血筋を絶やさぬためにもそのコイルが必要だ。」(____お父さんが作っていたのはそんな呼び名ではなかったような・・・)ミラが考え込む。「私のデータベースの中にその情報はありません!」「当然だ。ジェネシスの情報は極秘中の極秘。正規のコイルを使っている限り監視と削除の対象になっているワードだ。」「この島にいるから言えることだが__」みんなハッとする。「他に口外しないことをお勧めする。」
「ま報酬さえ貰えば何だって構わねぇ。ところであの〝早い者勝ち〟って話しはまだ生きてるんだろ?」キャシディが露骨に聞く。「無論。それが本物なら倍の1億ドル払おう。」聞くや否や猛然とダッシュ!「悪いねぇあんたら。1億ドルはこのスコーピオン・キャット・キャシディさまのものだ!」彼女が向かった途端地面下の防御ロボットがわんさかと現れた。「無理 無理 無理ぃ~~!!」大慌てのキャシディ。速攻で引き返してくる。ルワイのモビルスーツで応戦「ここは僕に任せて!」「頼んだぞ」その隙に一行は走り扉に向かう。尚も一行にロボットが襲いかかるがイーストリヴァー兄妹が入り口で防御に回る。「行ってくれ!」「分け前弾むんじゃぞ!」「来い!ポンコツ」「防御なら私のほうが」「大丈夫だ。やつらもプロだ。」内部へ駆け込む。
サルバ王子・側近のラシティ・キョーマ・ミラの4名が階段を下りていく。「この先には手前ぇに関係する何かがある筈だ」「ジェネシス…監視と削除_手前ぇが博士といたときの記憶が曖昧だったことは無関係じゃない」「正規のコイルに変えられて記憶を消されたんだ」「ハッキリしてるのは〝不正コイルを辿れ〟という博士のメッセージだけだ。」「はい。」「ナゼ博士は〝辿れ〟なんていう言葉を使ったのか。〝探せ〟じゃなくて〝辿れ〟…それがどうにも引っかかってな__」「それが私をここに連れてきた理由ですか?」「博士は〝ジェネシス〟という単語が消されるのを想定していたんじゃないか?」「お父さんは暗に〝イースター島に行け〟と命じたということでしょうか?」「おそらくな。ここならニューテスラの監視は届かない。あとは手前ぇの問題だ。」「俺はあの日に起きたすべてのことにケリをつける。__そして俺はあいつの前にやっと立つことができるんだ。」ミラは理解し頷く。
「ここだ。メインチャンバー入り口。」サルバ王子はシャッタードアのスイッチを入れガラガラと上がっていく。「ああそうだ。ついでにヤツとの決着もな。」ヤツというのはルーザーだ。中には既にルーザーとエリザベスが待ち構えていた。「来たな。マブチ・キョーマ」「ルーザー。全部知っていやがったな手前ぇ。」「無論だ。事故は転送装置の暴走により起きた。その時転送装置を操っていたのは私の妻ソフィアとハルカ・シーマイヤーだった。」「やはりキミはジュリアン・タイラーだったか」サルバ王子が正体を理解する。「まさかキミまで生き残っていたとは__」「確かに私はこの島に残っていた。だが運命が私を今日まで生かしてきたのだ。」「見ろ。」上を見上げると闇の中に強烈に光る巨大な球体が浮いていた。
「時空の歪み・・・」ミラがわかっているようだ。
「そうだ。転送装置のゲートが開いている状態だ。」携わったジュリアンことルーザーが説明する。「あの日暴走した装置はアドラスティアごと転送し 周囲一帯次元Wが枯渇した状態〝虚無〟へと落とした。」「その装置も虚無へと消えたのではないのか__」サルバ王子がゲートを見据える。「転送装置そのものは転送されない。」「ならば転送装置はどこにある。そもそも虚無から回復させたものは一体何なのだ。それが〝ジェネシス〟ではないのか!?」「・・・」ルーザーは答えない。「洗いざらい話してもらうぞ。ルーザー」キョーマは鉄針を握りしめ回答を求める。「手前ぇのこともシーマイヤーのこともな。」ルーザーは拳を握り締める。「いいだろう・・・貴殿らには真実の目撃者になってもらおう!!」手のひらにナンバーズを発動させキョーマたちに閃光が襲いかかる!
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ところで・・・キャシディはどこ行った???www
思いっ切り雑魚扱いだな。
密度濃いなぁ___のちほど後半へ。