ぽぽたん10話B・11話Aと少し | ukabのブログ

ぽぽたん10話B・11話Aと少し

「ぽぽたん」

10話 おくりもの 後半(Bパート)

夕日の中あの巨大なたんぽぽの綿毛のようなイメージがザラザラと浮かび上がりそうになっている。それをメアーは自室の窓際で眺めていた。兄弟からプレゼントされたメアーに似せた木彫に目を向ける。
「僕たちは〝あの人〟に会った。でも答えなんか見つからなかったんだ!」弟がメアーに訴えかける。「どうして?」「僕らが弱すぎたのかもしれない。悩みを解決しないまま〝あの人〟に会うべきじゃなかったのかもしれない・・・」兄が静かに話す。「この先旅を続ければ__」「兄さんは平気なの!?こんな旅を続けて」「・・・」目を伏せる兄。「__人を苦しめる」まいの落ち込んでる姿とオーバーラップする。
「僕らの存在って一体何なんだ____」
「旅なんてもうたくさんだ!」泣きながら駆け出す弟。その後兄弟の住んでいた館から炎が上がり茫然と立ち竦むメアーの姿があった。プレゼントされた木彫をぎゅっと抱きしめて・・・

「いよいよ〝あの人〟に会えます記念♪」みいが御馳走を前にうれしそう。「カンパイでーす!!」
「どんな人なんでしょうね〝あの人〟って」「早く会いたいよねぇ~」三姉妹は笑い合いながら楽しみにしている。
一方メアーは席に着いてはいるが硬い表情のまま。以前の兄弟の〝あの人〟に会いに出かけた場面を思い出していた。それが兄弟の姿を見た最後のようだった。「あのぉー すみません食欲がわかないもので」席を立つメアー。「ちょっと待ってメアー♪」満面の笑みでみいがぽぽたんで作った花飾りを渡す。「旅の目処がつきそうなのでそのお礼です♪」「ありがとうございます。」

夜の外の雲行きが怪しいが三姉妹は気持ちよさそうに眠りについている。メアーがシャワーを浴びベッドの隠しタンスを開ける。そこには武装機器がびっしり。黒いフィットスーツに身を包みマントを羽織って外に出て行く。『今回の次元転位を阻止する』メアーは口には出さないが硬い決意である。遂行しているのはキース。彼を倒せば止められる。交渉決裂の場合実力行使。そのための武装だ。
向こうからキースが現れた。「どうしました?」「〝あの人〟に三姉妹を会わせるのはまだ早い。」キースは「同じ過ちを繰り返したくない。」とメアーの考えをズバリ言う。「うっ」キースにはお見通しだった。「君は役割りを見失っていないか?」「私の役割りは彼女たちを守ることだ。」「お前がいなければあの方の元へは行けない。」「その通りです。でも君には無理です。」
とうとう戦闘が始まる。
メアーが攻撃するがキースにぜんぜん通用しない。「私は君より早いんです。」メアーは攻撃を喰らい倒れてしまう。が一瞬をつきキースをワイヤーで止めることに成功。「封じてしまえば早さは関係ない。」一撃を加えどうやら動かなくなった。
外が騒がしいのであいは窓を開けどうしたのか見る。まいもみいも起きてきた。外にいたメアーが「もう何も心配ありません。」と言った途端後ろからキースの手がメアーの肩に。「はっ」「油断するとはね。」強く肩を握られるとメアーは硬直して動けなくなった。悠々と館に近づくキース。
「キースさん一体どういう」「話しは後です。」とうとう空のたんぽぽのイメージがはっきりと姿を現し次元転位が始まってしまった。「ちょっと待ってください。メアーは!?」
「さぁ行きますよーっ!」「メアーーーーーーーッ!!」みいが叫ぶ。
メアーを置き去りにしたまま光の粒子が舞い上がり館が消えていく。
雨が降り出してもその場に取り残されたメアーは石のように固まったまま____

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第11話 おわかれ

一面ぽぽたん畑で三姉妹は目を覚ます。「ここはどこ?」「私たちの家は?」あたりを見渡すとキースがいた。「あなたはメアーに何したの!」「私はただあなた方をここへお連れするように頼まれただけです。」
ポポタン畑の一番高い場所に〝あの人〟が大きな月を背景に背を向けて立っていた。
「あの人はもしかして____」キースはいつの間にかあの人の近くにいて膝間づいている。
「しずく様仰せのまま三人をお連れしました。」「ご苦労様でした。」
「こんばんわ 可愛い旅人さん♪」

「どうぞ♪ あなたたちのために用意したのよ」ぽぽたん畑の中にテーブル席とお茶が用意されそこに三姉妹としずくという方が座っている。みいはゴクゴク飲み「メアーのよりおいしいぃ!」と無邪気に言う。「おかわりもありますから遠慮せずに」「はぁーーい」「つか呑気にお茶飲んでる場合じゃない!」テーブルを叩きながらまいは声を荒げる。「私たちはあんたに会うためここまで来たんだ」ニコニコ話しを聞くしずく。「わかっています。時の旅人はみんなここにやってきます。そして新たな旅を始めるために。」「新たな旅?」とあい姉。「ここに来るまであなたたちは時空を超え__幾度となく出会いと別れを繰り返してきた。」三人は今までの思い出を振り返る。「それが旅というものです。どんなに離れがたくても別れなくてはならなかった。__それが〝運命〟だから。」「なによそれ…どうして私たちだけこんなことしなくちゃならないの?」まいはぜんぜん納得しない。「もし__途中で旅をやめられたらあんな思いしなくても」
「それならやめますか?」「「「ええっ」」」しずくは立ち上がり「ここはそのための場所」。
「このまま旅を続けるか__それともここで旅を終えるか__」「本当にやめられるの!?」「それを心から望むのであれば。望む場所・望む時へ送り届けましょう。」「ゆっくり考えてみてください。」言い終わると三姉妹は宙に浮き上がり驚き慌てるが_そのまま光の中に消えていく。
「どちらを選ぶのか見守ることにしましょう」「はい。」キースは頭を下げる。

三姉妹の飛ばされた場所は山間の高原。そこにいつもの館が建っていた。風呂に浸かり「これからどうするの?」みいが言うとまいが立ち上がり「そんなの決まってるじゃない。あたしはやめたい!あい姉は?」「そうですねぇ…気になる人はいますね。」「大地のこと?」「でもごく普通の感覚で姉弟のような感じです。」「みいは?」「もう一度会いたいのはののたんかなぁ…」「じゃぁ満場一致で旅を終えるほうで」「でもねやっぱり旅を続けたい!」o(^-^)oみいが元気よく話す。「もっともっとお友だちができるかもしれない♪ だから旅を続けたい!」「2対1の多数決でやめるほうで」「やだやだやだぁーそんなことしたらみんなバラバラになっちゃうじゃない!」姉二人はハッとする。「三人一緒に暮らせない。そんなのみいは絶対イヤー!!」
「また同じ過ちを繰り返すことになる」まいの気持ちは変わらない。「一度一人になって考えましょ」あい姉は提案する。
〝自分のことを話せないのは生きていないのと同じなんです!〟あい姉は鏡の前で自問自答していた。「あぁ~あ ぜんぶ魔法でなんとかできたらいいのになぁ~」ベッドに寝転がりピコピコ魔法ステッキ片手にみいも悩んでいた。「罪か・・・やっぱり私は」まいは小奈美を思い決意は固かった。

朝 「朝食の準備がもうすぐ終わりますからね♪」「ウナーーーーー!!!!」ウナギが絶叫する。怪しげな色の朝食が食卓に並ぶ。「遅刻だぁーー!」と言ってみいがスク水ランドセル姿?で階段から転げ落ちる。「イタタタッ」「どこへ行くの?」「学校だよ」「どこの?」「あ そうか…」「どうしてあい姉たんが朝食作ってるの?」「メアーさんがいないしまいちゃんも起きてこないし」「じゃぁ起こしてくる」「お願いしますね♪」
まいの部屋のドアを開けると__もぬけの殻だった・・・茫然とするみい。そこに封筒が一つだけあった。急いであい姉に渡す。
「これは!!」「こんなのってヒドいよ。何にも言わずに行っちゃうなんて!」(。>0<。) みいは思わず家を飛び出しぽぽたん畑で転ぶ。雨が降ってきた。「まい姉のバカ バカ バカー!!」。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。 



Bパート途中だけど時間がないσ(^_^;)

区切りもいいところなんで。。。

まいの行動は起きてこない時点で予想がついた。みいたんが鋭いツッコミを入れてくるよね。

残された二人はもう三姉妹一緒が崩れたから__今後どう一人一人判断していくのかが見どころ。


他に今月書いたブログが6本ぐらい放置されてる・・・どうしよう。(゚_゚i)



では パー