俺妹8巻4章4
「黒猫さんのいう、“ですてにー・れこーど”って、桐乃ちゃんの『人生相談』みたいなものだったんじゃないかな?」
久しぶりに真奈美と下校するとき、こんな解釈を語ってくれた。
桐乃と黒猫では、方法は違うけど、__どうも分からん。京介は首をひねる。
「やっぱり黒猫さんとしては、自分を選んでくれたらいいなって気持ちはあったと思うよ」女の子なんだから。
___最近、気付いたんだが……黒猫が真奈美っぽく、真奈美が黒猫っぽく、なっている気がする。
「がんばったね。きょうちゃん。ちゃんと黒猫さんと向き合ったんだ」
「……おまえの言葉にゃ、いつもすくわれるよ」
「だけど、意外だったなぁ。__きょうちゃんは、わたしに相談してくると思ってた」
「なんだよそれ、まるで俺が弱音を吐くって、分かってたみたいだな」
「分かってたよ?」
おい!こ、こいつめ……!
「信用ねえな、俺」
「あるわけないよ~」
今日の真奈美さん、キツくないっすか?
甲斐性がないから結婚したら嫁さんが大変だとか、将来のお嫁さんに感謝しなさいとか。
「……じゃぁ俺は誰と結婚すれば、幸せになれるんだよ」
「えっ?」と狼狽して、赤くなった。
「あ、あやせちゃんとか…… みんなが笑って暮らせる家庭を無理矢理でも作ると思う」
“無理矢理”という一節に強烈な説得力を感じ、それ以上言葉を継げなかった。
真奈美は、俺と付き合うと“どうしても上手くいかない部分”が絶対出てくるという。
それは「桐乃ちゃんのことに決まってるじゃない」とはっきり言い切った。
「黒猫さんは桐乃ちゃんのことがきょうちゃんと同じくらい大好きだから、その気持ちを無視して、自分だけ幸せになるのは駄目だと思ってた。 だけど、自分の気持ちを抑えることもできず告白した。」__真奈美はそう考えた。
「おまえは、どうしてそこまで、黒猫のことが分かるんだ?」
「わかるよ。わたしも、きょうちゃんのこと好きだから」
「…………!」
不意を衝かれ動揺して脚を止めてしまう。
「おま……なに、言って」
「ふふ」
恥ずかしそうな照れ笑いが、いつもより色っぽく見えた。
「黒猫さんががんばったから、きょうちゃんの周りはたくさん変わったじゃない?
みんなが幸せになれる未来が、見えてきたのかもしれないよ?」
「きょうちゃん。焦らないで、よく考えて、自分の気持ちを大切にしてあげなさい」
そのフレーズは、俺の心の奥底に、剣のように突き刺さった。
数日後……。京介と桐乃は黒猫の新居へ招かれた。
「昨夜、外ちょー暗かったんだけど、松戸って街灯ないの?」
桐乃がコタツテーブルに突っ伏してもの凄い暴言を吐いた。(゚_゚i)
「さすが千葉の“狂気の街”マッドシティって呼ばれるだけのことはあるよね」
つーかおまえいい加減にしろよ。マジで松戸在住の人に怒られてもしらねぇぞ。(;´Д`)ノ
「…………千葉市に帰ってくればいいのに」
「家の二階にさー、物置あったじゃん? あそこ片付ければ黒猫一匹ぐらい飼えるって」
「友達を飼うなよ」
「…ひなちゃんとたまちゃんと三人で来ればいいのに」
俺と黒猫がもっとも恐れていた、黒猫シスターズと猛獣・桐乃との遭遇
それはもうひどいもんだったよ。ヽ(;´ω`)ノいずれ話す機会があるかもしれない。
桐乃は、突っ伏していた身体をがばっと起こし
「あ!そうそう!……結局あんた、どうすんの?」
「どうすんのって?」
「黒いのとのこと……」
「……ああ、あれか、あんときは、結局うやむやになっちまったんだよな」
その後何度か話ししようとするが逃げられてしまう。
「あんた、あのとき、なんて答えるつもりだったの?」
「おまえがイヤだってんなら、彼女作れねぇだろ。__いまはまだ、な」」
「いつまで?」 「……おまえが彼氏作るまで、とか?」
「でもあんた、イヤなんでしょ?」 「お、おう」
「だめじゃん」 「……だめだな」
この分じゃ、一生京介も桐乃も彼氏彼女が作れない。
「シスコン!」 「お互いさまだろうが!」
「おまたせ」
黒猫がネコミミメイド服姿で朝食を運んできた。
「ひゃっほー、やっと来たあ」 「行儀悪いわね……」
メイド服と『日本の朝食』__なんともミスマッチな光景。
「なんだ、その服は!」
「ああこれ? 沙織からもらったのよ」
「じゃなくて!なんでいまその服着る必要あんの?」
「……かわいい、から?」
「そこのエロ猫」
「え、えろっ……!」 愕然とする黒猫。
「エロ猫。あんたさ、こいつと別れたんでしょ?__なのになんで朝っぱらから発情してるわけ?」
「……。 確かに、私と京介は、もはや恋人でも先輩後輩でもなくなったわ」
「__それで?」
「以上よ」
「はあ?説明になってない! 別れたのになんでそいつを平気で誘惑してんの!」
「フフフ……“運命の記述”ディスティニー・レコードの予言にしたがって“儀式”を遂行しているの」
黒猫の“儀式”は、まだ終わっていなかった。「順調に進行中よ」
「んなっ__」 桐乃、絶句して硬直。京介もぽかんと口を開ける。( ̄□ ̄;)
__人生相談、まだあるから。
黒猫からそう言われてるのか?
黒猫はしなやかな動作で、俺に近付き、耳に囁く。
「あなたに上書きした“呪い”は、解けてないわ」
「____」
心臓が、大きく弾んだ。
「ちょっと!いまあんた何した!?」 桐乃の位置からだと、黒猫が京介にキスしたように見えた。
永遠にあなたのことが好きよ。
京介は、耳元で、そう言われたように感じた。
「一応言っておこうかしら。此度の“儀式”によって計画が大きく進展を果たしたの」
真新しい黒いノートを取り出した。二冊目である。
黒猫は最後のページを見せてくれる。
『理想の世界』だ。
以前と一点だけ違う。京介と桐乃が、朝食を持ってきた黒猫を__迎えている。
「……この絵を、どう思う?」
「ぜんぜん似てない。 __あんた、腕がおちたんじゃん?」
「こんなに仲良くできないわな」
「……っふ……長い道程になりそうね」
黒猫は満足そうに苦笑していた。
(以降、小説内では回想する文が続く)
__長い道程__
カーテンの隙間から差し込む陽光が、眼前の光景を照らし上げる。
そうでもねえよ、と、京介は呟く。
相も変わらず喧嘩ばかりのこいつらが、描かれた未来などよりも、眩かったからだ。
小説俺妹8巻おわり
アニメではそれほど動きのない穏やかな場面。
元彼氏彼女がまた~り居る状況って超不思議な感じ。
はっきり回答も出してない。出させない宙ぶらりんな関係。
ukabとして、いや、男としてイライラしてダメだ!
現実こんなことあったら
めんどくさくてこいつらには絶対関わらない。(笑)
物語にならんだろ!!ヽ(`Д´)ノ
小説だからこれも有りなんだろうけど。。。
黒猫は重要人物だから最後まで外せないし。
さて 次は9巻。じっくり読も♪
超電磁砲BOXも観ないといけない。
では
久しぶりに真奈美と下校するとき、こんな解釈を語ってくれた。
桐乃と黒猫では、方法は違うけど、__どうも分からん。京介は首をひねる。
「やっぱり黒猫さんとしては、自分を選んでくれたらいいなって気持ちはあったと思うよ」女の子なんだから。
___最近、気付いたんだが……黒猫が真奈美っぽく、真奈美が黒猫っぽく、なっている気がする。
「がんばったね。きょうちゃん。ちゃんと黒猫さんと向き合ったんだ」
「……おまえの言葉にゃ、いつもすくわれるよ」
「だけど、意外だったなぁ。__きょうちゃんは、わたしに相談してくると思ってた」
「なんだよそれ、まるで俺が弱音を吐くって、分かってたみたいだな」
「分かってたよ?」
おい!こ、こいつめ……!
「信用ねえな、俺」
「あるわけないよ~」
今日の真奈美さん、キツくないっすか?
甲斐性がないから結婚したら嫁さんが大変だとか、将来のお嫁さんに感謝しなさいとか。
「……じゃぁ俺は誰と結婚すれば、幸せになれるんだよ」
「えっ?」と狼狽して、赤くなった。
「あ、あやせちゃんとか…… みんなが笑って暮らせる家庭を無理矢理でも作ると思う」
“無理矢理”という一節に強烈な説得力を感じ、それ以上言葉を継げなかった。
真奈美は、俺と付き合うと“どうしても上手くいかない部分”が絶対出てくるという。
それは「桐乃ちゃんのことに決まってるじゃない」とはっきり言い切った。
「黒猫さんは桐乃ちゃんのことがきょうちゃんと同じくらい大好きだから、その気持ちを無視して、自分だけ幸せになるのは駄目だと思ってた。 だけど、自分の気持ちを抑えることもできず告白した。」__真奈美はそう考えた。
「おまえは、どうしてそこまで、黒猫のことが分かるんだ?」
「わかるよ。わたしも、きょうちゃんのこと好きだから」
「…………!」
不意を衝かれ動揺して脚を止めてしまう。
「おま……なに、言って」
「ふふ」
恥ずかしそうな照れ笑いが、いつもより色っぽく見えた。
「黒猫さんががんばったから、きょうちゃんの周りはたくさん変わったじゃない?
みんなが幸せになれる未来が、見えてきたのかもしれないよ?」
「きょうちゃん。焦らないで、よく考えて、自分の気持ちを大切にしてあげなさい」
そのフレーズは、俺の心の奥底に、剣のように突き刺さった。
数日後……。京介と桐乃は黒猫の新居へ招かれた。
「昨夜、外ちょー暗かったんだけど、松戸って街灯ないの?」
桐乃がコタツテーブルに突っ伏してもの凄い暴言を吐いた。(゚_゚i)
「さすが千葉の“狂気の街”マッドシティって呼ばれるだけのことはあるよね」
つーかおまえいい加減にしろよ。マジで松戸在住の人に怒られてもしらねぇぞ。(;´Д`)ノ
「…………千葉市に帰ってくればいいのに」
「家の二階にさー、物置あったじゃん? あそこ片付ければ黒猫一匹ぐらい飼えるって」
「友達を飼うなよ」
「…ひなちゃんとたまちゃんと三人で来ればいいのに」
俺と黒猫がもっとも恐れていた、黒猫シスターズと猛獣・桐乃との遭遇
それはもうひどいもんだったよ。ヽ(;´ω`)ノいずれ話す機会があるかもしれない。
桐乃は、突っ伏していた身体をがばっと起こし
「あ!そうそう!……結局あんた、どうすんの?」
「どうすんのって?」
「黒いのとのこと……」
「……ああ、あれか、あんときは、結局うやむやになっちまったんだよな」
その後何度か話ししようとするが逃げられてしまう。
「あんた、あのとき、なんて答えるつもりだったの?」
「おまえがイヤだってんなら、彼女作れねぇだろ。__いまはまだ、な」」
「いつまで?」 「……おまえが彼氏作るまで、とか?」
「でもあんた、イヤなんでしょ?」 「お、おう」
「だめじゃん」 「……だめだな」
この分じゃ、一生京介も桐乃も彼氏彼女が作れない。
「シスコン!」 「お互いさまだろうが!」
「おまたせ」
黒猫がネコミミメイド服姿で朝食を運んできた。
「ひゃっほー、やっと来たあ」 「行儀悪いわね……」
メイド服と『日本の朝食』__なんともミスマッチな光景。
「なんだ、その服は!」
「ああこれ? 沙織からもらったのよ」
「じゃなくて!なんでいまその服着る必要あんの?」
「……かわいい、から?」
「そこのエロ猫」
「え、えろっ……!」 愕然とする黒猫。
「エロ猫。あんたさ、こいつと別れたんでしょ?__なのになんで朝っぱらから発情してるわけ?」
「……。 確かに、私と京介は、もはや恋人でも先輩後輩でもなくなったわ」
「__それで?」
「以上よ」
「はあ?説明になってない! 別れたのになんでそいつを平気で誘惑してんの!」
「フフフ……“運命の記述”ディスティニー・レコードの予言にしたがって“儀式”を遂行しているの」
黒猫の“儀式”は、まだ終わっていなかった。「順調に進行中よ」
「んなっ__」 桐乃、絶句して硬直。京介もぽかんと口を開ける。( ̄□ ̄;)
__人生相談、まだあるから。
黒猫からそう言われてるのか?
黒猫はしなやかな動作で、俺に近付き、耳に囁く。
「あなたに上書きした“呪い”は、解けてないわ」
「____」
心臓が、大きく弾んだ。

「ちょっと!いまあんた何した!?」 桐乃の位置からだと、黒猫が京介にキスしたように見えた。
永遠にあなたのことが好きよ。
京介は、耳元で、そう言われたように感じた。
「一応言っておこうかしら。此度の“儀式”によって計画が大きく進展を果たしたの」
真新しい黒いノートを取り出した。二冊目である。
黒猫は最後のページを見せてくれる。
『理想の世界』だ。
以前と一点だけ違う。京介と桐乃が、朝食を持ってきた黒猫を__迎えている。
「……この絵を、どう思う?」
「ぜんぜん似てない。 __あんた、腕がおちたんじゃん?」
「こんなに仲良くできないわな」
「……っふ……長い道程になりそうね」
黒猫は満足そうに苦笑していた。
(以降、小説内では回想する文が続く)
__長い道程__
カーテンの隙間から差し込む陽光が、眼前の光景を照らし上げる。
そうでもねえよ、と、京介は呟く。
相も変わらず喧嘩ばかりのこいつらが、描かれた未来などよりも、眩かったからだ。
小説俺妹8巻おわり
アニメではそれほど動きのない穏やかな場面。
元彼氏彼女がまた~り居る状況って超不思議な感じ。
はっきり回答も出してない。出させない宙ぶらりんな関係。
ukabとして、いや、男としてイライラしてダメだ!
現実こんなことあったら
めんどくさくてこいつらには絶対関わらない。(笑)
物語にならんだろ!!ヽ(`Д´)ノ
小説だからこれも有りなんだろうけど。。。
黒猫は重要人物だから最後まで外せないし。
さて 次は9巻。じっくり読も♪
超電磁砲BOXも観ないといけない。
では
