俺妹8巻4章2 | ukabのブログ

俺妹8巻4章2

長げぇ~ 密度が濃いぞ!これでこの章終わると思ったらとんでもなかった。
「 」の喋りの部分は極力正確に書いていたが莫大な量でとても書ききれないことが判明した。
あとはukabの感想文でウヤムヤにするか・・・あまり期待しないでくらさい。σ(^_^;)
とにかく区切りのいいところまで書く。



「京介、あたしにまかせて」

翌朝の日曜日、桐乃と俺は新幹線に乗っていた。
黒猫の居場所は直ぐに割れた。
桐乃が電話したところ出なかったが朝一でメールが来た。
「あんた、いま、どこにいんの?」
「視界が“白き闇”に覆われているわ」
返信には地図画像が添付されていた。
それ以来返信が来ない。桐乃が舌打ちして携帯を仕舞う。
「あの邪気眼電波女…なにが“白き闇”だっつーの。日本語喋れっつーの」
俺を呼び出したときの文面も意味不明だった。彼女なりに真剣にメール打ってると思うが。
「あたしが留学したとき……みんなも同じきもちだったのかな」
桐乃はため息をついて、目を伏せた。(_ _;)

場所は某市の温泉街だった。(はっきり言おう。グンマー草津温泉♨︎である。)
こんなことになっていなければ、この山間いの観光地で、ゆったりとした気分に浸れたのに。
「__こんな田舎に引っ越して、あいつ、大丈夫なのか?」
「あたしだったら耐えらんない。アキバにも行けないし、千葉テレもMXも映んないし」
(-"-;A 関東地区のヲタ脳・・・
「で、着いたはいいけど、どうすりゃいいんだ?」
「…あんた、アメリカまであたしを迎えに来た行動力は、どこいっちゃったわけ?」
まったくである。
「あんたってさー、人のピンチには張り切るくせに、自分のことになるとめっきりダメだよね」
「……そうかもしれん」
「ち……口ごたえくらいしろっつーの」「歯ごたえがないなぁ」と呆れる桐乃。
「んじゃあんたは、ここで待ってて」
「ど、どこ行くんだよ?」
「聞き込みに決まってんじゃん」サーチ

京介は一人考えていた。
・黒猫はどうして転校してしまったのか。
・黒猫はどうして俺たちに何も教えてくれなかったのか。
・黒猫はどうして俺と別れるなんて言い出したのか。
・黒猫はどうしてこの辺りにいるのか。
最後の疑問は黒猫の引っ越し先?「遠すぎるだろう……」
以前のように集まって遊ぶことはもう難しいだろう。

「__ほら、行くよ」
桐乃の声が俺の暗い思索から引き戻した。
「そこのお店で、黒いのを見た人がいた。あいつ、やっぱこの辺にいるみたい」
「今日のおまえ、超頼りになるな」
桐乃は俺の手を引きながら振り返って一言。
「あたしに任せてって、いったでしょ」(o^-')b
桐乃さんカッケー! 惚れてしまいそうだ!(///∇//)
「あいつ今日ゴスロリ着てないかも」
「そこを強調して聞き込んだけど食いつき悪くて、写真見せたら『ああこの子なら』って」
「……ふーん」
二時間ほど探して、そろそろ休憩して何か食べようかと話しをしていたちょうどそのとき___
「…………あ、あなたたち」
俺たちは、黒猫と再会した。

建物の群れから数歩踏み出した場所。深い森の山道から出てきた黒猫とばったり出くわした。
一瞬人違いかと思った。初めて見る地味なジャージ姿だった。
「……黒猫」
ここで再会するなんて想定外だったのだろう。見慣れた感情の薄い表情で、目を見開くばかりだった。
桐乃は飛びかかって、がっしり両手でロックした。
「な……あ、あなた……」
「捕まえた! あんた! あんたねぇーー」
「お、おい……!」
もみ合いのあと、友達の手を握りしめた。
「……もう、逃がさないから」
「……逃げないわ。痛いから、そんなに強くしないで」諦めたように、息を吐く黒猫。
ちらりと俺を一瞥してから、再び桐乃に話しかける。
「で……? わざわざこんなところまで来て……どうしたの?」
「はあ?どうしたの? じゃ、ないでしょ……」 押し殺していた怒りを、露にした。
「あんた__どうしてこんなこと、したわけ?」
「……こんなこと、とは?具体的になに?」
「とぼけんなっ! どうしてあたしたちに黙って、転校なんてしちゃったわけ!?」
「それは……」 言いかけた黒猫は不自然に瞳を大きくし、ごくりと喉を鳴らして
「もう一度、聞くわ。__あなたたち、どうしてここに来たの?」
「決まってんでしょ! あたしは! あんたを連れ戻しに来たの!」

……かっこいい。(///∇//)不覚にも、そう思ってしまった。
あやせが桐乃に心配する理由がわかった気がした。これをやられたら誰だろうと一発で惚れてしまう。
「・・・・・・そ、そう。私を……連れ戻しに、ね」
黒猫は魂を抜かれたようにぼうっとしている。
尚も桐乃は自分の情けない気持ちも洗いざらいぶちまけて必死になって黒猫を説得し続ける。
「……あんたが遠くに行っちゃうなんてヤダよ」
友達にそこまで引き止められたことが嬉しかったのだろう。黒猫は真っ赤になって俯いていた。
というか、デレデレだった。(//・_・//)
お、おい……俺にだってこんなにデレたことないぞ。(;´Д`)ノ

「……その話しは……あとにしましょう」桐乃の手を振り払う。
「あなたは、他に言いたいことがあるはずよ」
「かっこつけてんじゃないっての…」黒猫の態度に桐乃は苛立った。
「そりゃあるよ  たくさんあるに決まってるでしょ」
「そう?じゃあ、いってごらんなさい。遠慮はいらないわ」
桐乃はぎろりと俺を睨みつけ びしりと真っ直ぐ指した。
「どうしてこいつと、別れるなんて言ったの?」

「私が先輩と付き合ったのは__とある願いを叶えるためよ。『理想の世界』を実現するために」
「はあ?マジで電波?あたしに分かるように言って」
「私が……私があなたのお兄さんと付き合って……あなたはそれでよかったの?」
「__は、はあ?し、質問に、質問で__」
「答えて」
いいって言ったでしょ! 電話で! 何聞いていたわけ」
「嘘ね。真っ赤な嘘」
「嘘じゃない! あたしはちゃんと納得してる!」
「本当に? ……いまも?」
「……っ。……納得してるよ」
「……そう、やはり嘘ね。 __そんなの『納得したフリをしている』の間違いでしょ? もしくは、そう思い込もうとしているだけかしら?」

京介にはこの二人が何を話しているのかさっぱり把握できていなかった。“偽彼氏事件”のあと、桐乃が長電話をしてた。その後、妙にスッキリした顔をしていたが、その相手が黒猫だったのか。その中で、黒猫は桐乃に、俺と付き合っていいかどうか__聞いていたって、ことか?

「ばかじゃん?ぜんぜん違うし__もしも、仮にそうだとしても、あんたに関係ない」
「あるわ__関係大ありよ。そんなのは、私の望む結末じゃない。そんな展開では『理想の世界』に至れないの」
「い、意味分かんない! あたしの分かる言葉でハッキリ言えっ!」
「あなたの嘘を暴きだすことは、私にとって重要な“儀式”なのよ」
「なっ」
「……あたしの嘘を暴くって?」
「ええ、そうよ。……まさかここであなたと対決することになるなんて思わなかったけど
___ちょうどいいわ。片を付けましょう

これから殺し合いでも始めるかのような、外連味たっぷりの台詞だった。


つづく

温泉街に着いてから探しまわる場面に於いて小説では一旦京介を置いて桐乃が走り回る。
アニメでは直ぐに引っ張って歩き出す。動いてないとアニメにならないし時短?(笑)
アニメでは足湯に浸かっているときに黒猫が現れる。が、小説では上記の通り。
せっかく草津温泉♨︎に来てるからビジュアル的にはそうなる。
小説ではあまり人のいないところで“やり合う”感じがリアルかな。
桐乃が黒猫に飛びかかる場面は省略して手をガシっと捕まえる。ここに時間と手間を割けない大人の事情が。
読んでるとアニメとの微妙な設定の違いがあって新鮮♪

思ったのが「どうして黒猫はジャージ姿なのか?」この辺がどうも気になる。違和感がある。
温泉街なのだから旅館の浴衣に羽織でも良さそうだけど・・・
そうすると“転校した転居先が温泉街ではない”ことがバレてしまうか・・・
観光地でジャージは……多感なお年頃の娘が果たして着るか?…非常に疑問な設定である。

知人とばったり遭う。この確率は・・・現実的にはあまりない。
ukabはぜんぜん無いのだけど、東京にいたとき北海道から旅行で来た友人の姉さんが
アキバのJRホーム対面にいるukabを見た!と言ってた。
どこで誰が見てるか・・・鈍感なukabにはさっぱりじゃ。。。(-"-;A
世の中狭い。