障害児ということもあって月に1度、電話が来たりします。


「調子はどうですか?」的な内容で。



先日(と言ってもだいぶ前ですが)、

「何かできることがあったら仰ってくださいね」


と、言われたので色々と話しました。



要望、というか 願望、というか。




まず。


障害児が生まれた場合、もっとスムーズに色々といくようにお願いしました。


出産した場所で、

「これからどう育てていくか」とか

「こういう申請があるよ」とか

「こういう先輩ママがいるよ」とか


出産してから調べるのってきっと大変。

産後ってただでさえ体力消耗しているし

一か月はゆっくり過ごせと言われているし。


なにしろ、ホルモンバランスがぐちゃぐちゃな上、

「障害児」ってことの受け入れなどが大変な中


「さぁ。これからどうしたらいいだろう?」


と、テキパキ調べることは困難と予想できること。


産む前に分かっていたって、調べるのが困難な時期はありましたから。


それプラス、育児がある中

だいたいの道筋が分かるだけでも、不安が減るなと。



それから、

気軽に集まれる場所の提供の希望。


ダウン症協会の「赤ちゃん体操」での集まりは月に1度あるけれど


「ダウン症協会」に参加することに対して、敷居が高いとか

まだ協会には参加できない・・・なんてママもいると聞きます。


もっと気軽に、リアルな声を聞ける場所があったらな。と。



もっと沢山提案したのだけれど、要はこの二点。


担当保健師さんは「上司に報告し、また連絡します」


なんだか前向きな様子に私もドキドキワクワクしちゃいました。



産む前に分かっていて、産んだ私には

産んでから告知されたケースがどうなのかは未経験。


経験していないと分からないことは、経験してる人に聞くのが一番!


と、お友達の意見を吸い上げ保健師さんに伝えました。





そして何日か経ったある日。


保健師さんから連絡あり。



なんだか浮かない声。


「上司に報告し、検討してもらうよう伝えたのですが・・・・。

 こういったことの取り組みはないとのことで・・・・・」



取り組みはない、ってなんだ?(笑


ああ。

やらないってことかぁ。



というか、「取り組みがない」から

「取り組んでくれ」とお願いしたのだけど?



そう簡単にはいかないと思っていたけれど、想定内すぎて笑ってしまった。



「今後もそういう取り組みをする予定はないとのことで・・・」



だそうです。



昔の私なら、「じゃあ、最初から聞くな」と言っちゃってたところだけれど


「そうですか。でも、いずれ取り組んでもらえることを希望してますので。」


と、大人な対応で一応終わりにしました。



ま、でも途中

「なにが言いたいの?」と聞いていてワケが分からなくなり


「じゃあ、結局何をするところなの?」と聞いてしまいましたが(笑


「産後のお母さんのフォロー」と答える保健師に


「障害児のお母さんのフォローじゃなくて、健常児だけなんだねぇ~?

 フォローの優先順位が高いのはどっちだろう~?」


なんて、意地悪な言い方もチラっとしちゃったけど(笑




さてさて。こんな体制だから路頭に迷ったりするんですよね。


勿論、自分で調べることも大事。

何にも調べないくせに「教えて教えて」な人は正直苦手です。



でも。

最低限・・・っていうか。

誰でも必要な情報は、簡単に入手できたらいいなと思う。



少しでも、あの絶望から復活できるよう。


何かできることをしていこう。

少しずつでいいから。

少しずつ変えていけたら

塵も積もれば山になるしっ。




これが群馬(私の地元)だったらなー。


父が残してくれた建物(会社)。

3階にカラオケとかカウンターとかあって。


その隣には何故か、風呂と広い和室があって。


それが使えるのにな。自由に。


私が思い描く「気軽な集まり」なんて、簡単にできちゃうのにな。


気晴らしにカラオケもできちゃうし(←歌いたいだけ)

なんなら飲み会とかして、そのまま泊まれるし。



きっと父が生きてたら


「おう。好きに使ったらいいじゃないか。」


と、喜びそうなんだけどな。





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