こちら  や こちら


を、読んで頂けると実母とのいろいろが分かると思うのですが



当時は「赦そう。実母もきっと色々あるんだわ。」


なんて綺麗に終わっていた。



次男の出産報告をした際、

「会いたいので、都合がよくなったら教えてね」


と、言われても

「はーい」と、適当に返事していた。



以前から色々と食べ物やら服やら送ってくれてはいたけれど

その回数と量が、それ以来増えたように思えた。



去年のクリスマス。


長男あてにプレゼントが届く。

長男と次男あてのお年玉も同封されていた。

そして、お手紙があった。


「会いに行きたいので・・・」という内容。


短い短い文章だった。



何か届くたびに「ありがとうね」とメールをすると

「いいえ。早く会いに行きたいです。暖かくなったらかな?」と返事がきていた。



正直、いざ「会う」となると 会いたくなかった。

別に会う必要性も感じられないし

そもそも自分が実母を赦せていないことが判明。


このまま会わないのであれば、メールだけであれば

適当に返事しておけばいいや、で済むけれど

いざ会うとなると・・・・。


まず、一番に思うのが

「会いたいなら、まず謝ってよ。」

これがどうしてもはずせなかった。


どんな意図か分からないけれど、

「産めって言ったっけ?」とか

「もう一度夫婦でお腹の子(次男)のことをどうするか考えなさい」とか


どんな角度で考えても「堕胎しろ」としか聞こえないことを言ったこと。


これを謝ってほしかった。


いつものように、何もなかったことにして普段通りにする作戦」は

通用させたくなかった。


堕胎しろ、と言うのも分からなくもない。人の意見はそれぞれだから。

が、だったら検査で陽性が出たときから反対すればいい。


「みんながいるよ!頑張ろうね!」と言いながら

「産めって言ったっけ?」が、どうしても私の中で納得がいかない。



納得いかないのだけれど・・・。




「あんなこと言っておいて、結局入院中も協力してくれなくて。なのに会いたいですって?」


これが、以前の私だったらそう実母に伝えていたと思う。


そして自分が納得いくまで相手を攻めたて、四面楚歌にし

泣いて詫びるまで言葉のマシンガンを浴びせていただろうな。

例えその相手が親だとしても。


私って、本来そんな人間(最低)




それが。次男が来てからというもの。

いや、長男出産してからかな。



自己中心的なことや、間違っていることなどしていると

そのツケが子供にまわってきそうで怖くて。


以前のように好き勝手することが減りました。だいぶ。多分。。。

(無くなってはいないのがポイントw)





「暖かくなったら来てください」とは伝えたものの


もうすぐ「暖かく」なってしまう時期にきて



ゆるす?ゆるさない?


が、何をしてても頭から離れない。




夫にも


「でもさぁ?都合いいよねぇ?やっぱ謝らないとだめだよねぇ?」


なんて言いながらも

そうじゃないよなぁ・・・。孫たちにいろいろしてくれてるもんなぁ。

金銭的にも、物質的にも。

離れてるからそれしかできないだろうし。



頻繁に夫と話し合う日々。

話し合うというか、


「だから赦せないんだよねー!」


と、赦せない理由を語る日々。



次男出産祝い。長男誕生日祝い。

長男にクリスマスプレゼント。

長男次男にお年玉。

長男が好きな食べ物多々。


あれやこれや、本当にたくさん送ってくれる。


離れているし、物や金でしか表現できないんだろうな。



そうは思っていたけれど、会うことについて考えるのは避けていた。



そして、先日。


「幼稚園入園のお祝いと、初節句のお祝いを送りました」



とのこと。



夫に

「必死さを感じるよ・・・」と伝える。



「もう赦してあげたら?充分、いろんなことしてくれてるよ?」夫は言う。



そうねぇ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


って、いつもならそこでグレーにしたまま終わるのだけど


次男を見て、二人で同じことを考えた。



もし、次男が喋れたらきっとこう言うだろうなって。



「でもほら。僕ちゃんと産まれてこれたし、もうバァバ赦してあげて?

 僕のことで喧嘩しないで?」



「うん。絶対そう言うよね。」と、二人で妙に納得。



(我が家で次男の位置は「あちらの世界では高尚な位置にいるお方」なのです。

その理由はまた別の記事にします)


親を恨むのも、仏教の世界では罪になるんですって。

そんなのが子に返ってきたら嫌だわ。



夏から地味に戦っていたバトル。


本当の意味で終焉を迎えそうです。





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