この日記は回顧録です。
7月27日。
本当だったら、妊娠初期に受けるはずの“助産外来”。
浮腫だ、死産かも、だでバタバタしていたせいで
21週に初めての助産外来でした。
担当してくれたのは明らかに若~~い感じの助産師さん。
「2人目なんですね~。」「お母さん出身は~?」
など、当たり障りない質問をされました。
そして空気が一変。
「えーー・・・・っと。。。。。」と、カルテを凝視したあと。
「先生から赤ちゃんのことは聞いてますか?」と。
ああ。ダウン症のこと?と、思い
「ええ。聞いてます。」と答えた私。
「産むということは、もう完全に受け入れたってことですね?」
この質問に、止まっちゃいました。
“受け入れた”?
んーーーーーーー・・・・。
受け入れたかどうかは、自分でも分からない。
ただ。
産まれてこようとする子と、さよならはできないと思っただけ。
なんて質問するんだろう?と思いつつも説明しても通じないだろうと思い
「ええ。まぁ。」と、ちょっと無愛想に答えてみた。
「いつから受け入れられました?」
追い討ちをかける質問。
まだ産んでもないのに、育ててもないのに
受け入れたって質問の意味もよく分からないのに
この助産師は何が聞きたいんだろう?
と、一瞬で頭の中がグルグルとしましたが
「最近ですね。」と、適当に答えた。
もう、聞かないでオーラを出しまくったのだけど
恐らくこのタイプの人には通じない。
しまいに
「この妊娠でどの時期が一番辛かったですか?」
もー。答えるのも嫌になりました。
健常児じゃないからこそ、の質問かもしれないんだけれど
「受け入れましたか?」 これこそ、差別な気がする。
染色体異常のない赤ちゃんを妊娠してる人に
「妊娠を受け入れましたか?」と聞くなら別ですが。聞かないですよね。
実際、受け入れたかどうか自分でも分からないのに。
染色体異常の告知を聞いて、まだ1ヶ月もたってないのに。
今までの育児とは違うだろうから、必死で情報を集めているタイミングで
モヤモヤする外来を受けてしまったな、と思いました。
「お強いんですね。いつでも分からないことがあったら聞いてくださいね。」
初対面で心を開くかーーー?と思ったけど
「ありがとうございます」と言ってみました。
相性の問題かもしれませんが。
ちょっと辛い、助産外来でした。