※今日は(今日も?)妊活の話ではありません

昨日うちにやってきた車屋の男の話です。



私、『すべらない話』の中で
キム兄の「車屋のキクチ」という話が
一番好きです。



ざっくり説明すると…

ドジで仕事ができないが、どこか憎めない
車屋の新人営業マン キクチ。

そんな彼がキム兄の家にやってきて犯す
数々の失態に、キム兄がブチ切れながらも
かばい、結局最後また説教…

というちょっとハートフルな話。



昨日やってきた中古車屋の営業マン。
見るからに新人でその名もキクチ…
ではないけれど○○チ!
(面倒なので以後キクチ!)



席に着くなり

キクチ
「初めまして!まずは簡単な自己紹介を
生い立ちからお話してもよろしいでしょうか?」


(私 心の声)
おい、キクチ!
YOUは何しに我が家へ!?
生い立ちなんかいいから早く車紹介せい!


旦那
「いえ、生い立ちからは結構です…」←まだ冷静。よくぞ言った!


キクチ
「そうですよね~。じゃあ出身だけ…実は関西出身で入社2年目で最近こっちに赴任してきて…」



って、聞きたくもないキクチの自己紹介と
今日我が家に辿り着くまでの珍道中を
しばし聞かされる…



一通り話し終わると
ガサゴソと鞄からやっとパソコン…


じゃなくて怪しい絵本を取り出して
いきなり手品を始めました。


私と旦那、ぽか~ん。(゜ρ゜)


(私 心の声)
キクチー!車はー!?

旦那は、お前が今夜我が家へ来て、
未公開在庫とやらを是非紹介したいと言うから
仕事を早く切り上げ、晩飯も食わずに待っていたのだ。

なのに今ここは、
完全に意味わかんない
キクチ劇場と化しているぞヽ(`Д´)ノ




満足気に手品を終えると
良かったら使って下さいと絵本をくれた。



{702F32FE-031B-4D8B-893D-CDFD097318E2:01}
社名にちなんでます…



キクチ
「では、そろそろ本題に入りましてお車のほうですが。」



今度こそパソコンを取り出して・・・



キクチ
「ご希望の車種は全国で探してもこちらの4件ですね~」






旦那

「え?4件しかないの?しかも全国で?え?え?しかもこれ4件とも地方だし。しかも希望価格超えてるし!」



旦那、突っ込みまくり。責めまくり。

いいぞいいぞー┐( ̄ヘ ̄)┌


キクチ

「そうなんすよね~。ご希望の車種は今あんまり出回ってなくてですね~。

あ、で、当社のシステムは遠方の店舗にある在庫は、基本細かい画像だけ見てもらって購入していただく形なんですよー。」



旦那

「は?皆さん見ないで買うんですか?こんな高い車を?現物見れないんですか?」


キクチ

「ですね・・・。いかがでしょうか?この中で気になった車ありますか?」


(私 心の声)

キクチよー!

旦那は明らかに機嫌が悪くなってきてるぞ!

笑顔で凄い早口で喋る時って結構イラついてる時なんだぞ!




旦那

「いや、気に入ったの無いし、あっても現物見ないで買えないっすね!

これ以上お話続けても多分お互い収穫ないんで!」



カンカンカーン!

この勝負旦那の勝ちー!!!




と思いきや・・・





キクチ

「そうですか・・・では今後またご希望のお車が入荷したら、ご紹介させていただくということで今日は失礼させていただきます。

最後にですね、1つだけお聞きしたいことがあるんですけど・・・」






(私 心の声)

おいおい、キクチよ。

この期に及んでまだ粘る気か?まぁお前もノルマとかあって大変なのはわかるぞ!

その根気だけは認めてやろう・・・







キクチ

「結婚の決め手ってなんですか!?」







私と旦那、ぽか~ん。(゜ρ゜)←本日2度目。





キクチ
「僕、結婚しようと思ってるんですけど、周りに早すぎるって止められてて・・・
あ、僕何歳に見えます?そう、正解!
24歳なんですけどー、早いですかね?結婚。

お二人は何歳で結婚されたんですか?
結婚のいいところって何ですか?
あ、奥さんは何で仕事辞められたんですか?
何で?何で?何で?

彼女は今大阪に住んでて、遠距離なんすけどお、
遠距離ってどう思います?

あ、ちなみに出会いは同じ会社の同期で・・・ペラペラペラペラ・・・・
ペラペラペラペラ・・・・




(私 心の声)

キクチさん。

心の声を大にして言わせて下さい・・・







知らんがなー!!!!!





キクチ、まさかの逆転KO勝ちといったところでしょうか
いや、初めからキクチは何のダメージも
受けていなかったのかもしれません。

散々キクチ劇場を見せられたあと、



キクチ

「じゃあ、そろそろ失礼しますね!僕今日車で来たんですけど、

隣のビデオ屋さんに無断駐車してきたんで、ずっと心配だったんすよ~。」



出された麦茶をここで一気飲み!


そして本当に車が心配だったのか

足早にキクチは去って行きました・・・




アレ?

今日キクチは車売りに来たんでなくて、

恋バナと手品見せに遊びに来たんだっけ?



今回リアルな若者の実態を目の当たりにし、

感動すら覚えました。




キクチよ、もう会うことは無いだろうが

もしアドバイスするとしたら一言だけ・・・





「そーゆうとこだぞ!!!」