いきなりですけど、「掻爬」 って漢字、難しくないですか?
お恥ずかしながら、流産を経験してなかったらこれを 「そうは」 とは
読めませんでした![]()
このパソコンも、私と同レベルの知識しかないらしく、
「そうは」 で変換すると、
①に「走破」、 ②に「争覇」 と、すごく前向きな漢字が候補に出てきます。笑
ポジティ部を目指す身としては、こっちの漢字の方がグッときます
他にも、妊活してると読めない漢字とか、難しい専門用語多すぎやしませんか?
小中高で、これらの漢字と一緒に妊活や不妊治療について、
授業で教えてくれたなら、今こんなに困ることは無いのになー。
話がそれましたが、掻爬手術の時の話になります。
流産の可能性 → 流産確定 まで、また1週間ありました。
もうほんと、毎週毎週経過観察で、生き地獄です![]()
流産が確定してしまった時は、もう既に心の準備は出来ていたので、
前みたいに号泣することもありませんでした。
ただ、医師に
「悲しいことだけど、このままお腹の中に残しておいても、
元気な赤ちゃんが生まれてくる保障はありません。
普通なら今の時期、もうこれくらいの大きさになって元気に動いてなきゃいけないんです。」
って、他の人のエコー写真見せられた時は、
「オー!NO!院長!これ以上はやめて!目の前で嗚咽しますよ!」
て感じでしたが・・・。
手術の日は、上司に前もって事情を全て話し、会社を休みました。
次の日から、復帰しても問題なかったけど、
大事を取って手術当日から3日間、土日を入れて5日間は全て忘れて
ゆっくり休んでと上司に言われたので、お言葉に甘えさせてもらいました。
ほんとにこの上司、男性優位のうちの会社で、男性なんですけど
唯一女性側に立って親身になってくれる良き上司なんです![]()
旦那さんも、会社を休んでクリニックに付き添ってくれました。
まずは念のため、エコーで間違いなくもう赤ちゃんが動いていないことを確認。
手術の前に、ラミナリアを挿入して子宮頚部を拡張する前処置があったので、
院長から手術の説明を聞き終えたら、旦那さんとはお別れ。
結局、10時過ぎに旦那さんと別れてから、
全てが終わってお会計の15時くらいまで、一人でした。
こんなことなら、わざわざ旦那さんに会社休んでもらわなくてもよかったかも・・・。
旦那も居場所が無くて、病院の外で暇をつぶしていたみたい。
でも、一緒に来てくれただけで、心強かったです![]()
ラミナリアを挿入したまま、子宮頸部が拡張するまでの2時間弱、
安静室のベットで横になって待機することに。
そう、人工授精の後にも使用したプライバシーが守れられていない
あの安静室です・・・。
過去の記事 → 初めての人工授精②
手術が始まるまでは、旦那と
しながら、緊張を紛らわしてました
ようやく手術の時間になり、看護師さんがお迎えに。
手術後に履くために持ってきた自前の生理用パンツとナプキンを、
看護師さんに渡して、いざ手術室へ。
どうなるのか全く想像がつかない、初めての静脈麻酔と手術・・・。
ベットに寝て、ご開帳したら、看護師さんに両足をベルトで固定されたので、
そこから恐怖が押し寄せてきました
院長が入ってきて、看護師さんに
「それじゃあ、麻酔入れてあげて下さいね~。」 という合図で、
カウントダウンが始まりました。
看護師さん:「ゆっくり10秒一緒に数えると、ちょっと眠くなりますね~。」
看護師さんと私:「い~ち、に~ぃ、さ~ん・・・」
視界がぐるぐる
回り出し、3秒からあとの記憶はなく、
次の瞬間にパッと目が覚めたら、
看護師さん二人に、えっさえっさとパンツを履かされているところでした![]()
「いやん
パンツ自分で履くんじゃなかったんですかぁ?どうもお手数おかけしまーす
」
なんて、意識はしっかりしてて頭の中では色々考えてるのに、視界がまだぐるぐる
で
ろれつもうまく回らないから、言いたいことが口にできない
一人では動けないので、うながされるままに看護師さんの首に抱きつく感じで両腕を回して、
ベットから車椅子に移され、安静室に戻りました。
安静室のベットに移されてから、色々看護師さんに話しかけられてて、全部聞こえてるんだけど、
うまく返せない。完全にピヨってました![]()
何なんだ~この体感したことのない感じは!!
麻酔が完全に醒めるまでまたしばらくこのベットです。
だんだん、ぐるぐる
がおさまり、視界も定まってくると、ようやく
全部終わったんだ・・・ と冷静に思える自分がいました。
そしたら自然と涙がつう~
っと。
アカン!コレ、とめどないパターンのやつや~!
この安静室、カーテンで隣のベットと仕切られてるだけで、
プライバシーなのに・・・
隣のベットに明らかに誰かいました。
きっと、しくしく
からの、その後の嗚咽
も全てまる聞こえです・・・。
隣の人は、人工授精後かな?それとも、体外かな?
どちらにしても、きっと私とは違う状況なんだろうな。
あやしがられてるだろうな~
意識がはっきりしてきた頃、看護師さんが様子を見に来てくれ、
オマタに詰めてる長めのガーゼを自分で取るように言われました。
え~ これはセルフなの?パンツは履かせてくれたのにぃ
長めって、どれくらいだよお~と思いながら、
仕方なくまだ痛む子宮をおさえながら、一人トイレヘ。
さっそく、ガーゼの先っぽを探り当て、引っ張ってみると、
ああ、長い・・・ 確かに長い。
引っ張ってもまだ出るまだ出る・・・
まだ・・・
まだ・・・?
もう・・・、 どんだけ~![]()
もう最後は、こんな気持ち↑ですよ、本当に。
以上が、流産手術の記録です。
こんなふうに、冗談混じりに過去を振り返ることができるようになったのも、
ここ最近になってからです。
むしろ、このブログを書き始めてからなのかも?
それまでは、1年前のことを思い出したり、誰かに話そうとするだけで、
涙が溢れてきてしまったので、
家族にも親友にも、自分から流産の話をすることはあまりありませんでした。
旦那との間でさえ、自分的になんとなくこの話題はタブーな感じがして、
ゆっくり語り合うこともなし。
このブログを書きながら自分と向き合い、やっと心から受け入れられた気がします。
ここまで読んで下さった方、
お付き合い下さり、本当にありがとうございます![]()
書きたいと思っていた過去のことは、
大体書けたので、これからはもう少し気楽に、今のことについて
綴っていけたらと思っています![]()
よろしくど~ぞ(*^ー^)ノ



