タイトルの通りである。
とある日のこと、、
平和に散歩していた私に子供の運転する自転車が突如方向転換し突っ込んで来そうになりそれを慌てて避けた瞬間からありえない不穏感を感じる。
未だかつてない不穏腰!

多分そこでギックリになりかけ。
そこで帰宅したら良いものを1万歩位散歩してしまった…
翌朝、はい立派なギックリ腰の誕生。
動こうとすると腰椎全てがズレそうな感覚&激痛に襲われる。こ、これは噂に聞いていたやつだ…
私自身ギックリ腰は初めてだったが周りから聞いた事はある。

ギックリ常連の友達などはお手洗いへも匍匐前進で行くと話していて「大袈裟だな〜匍匐前進なんてそんな訳ないじゃん」と心の中で思っていたものだが…
撤回!
いや分かるわ。これは立ち上がれない。立ち上がると上記に記した様に腰椎全てがズレて上半身が粉々になるのでは?な痛み。
頭ではそんな事になる訳がないのを分かってはいてもそれ程の痛みなのである。
寝返りも「うぅー」と思わず声が出る程であるから、立ち上がったり、座ったりも本当に大変。
 

コルセット的なモノで固めつつ更に自分の右手を腹部に左手を背面にセットし腰部全体をアシストしてやらないと動けない。しまいにはちょっと力んだだけで腰というか腹部全体に激痛が走り、咳とかくしゃみなんてものはとんでもない地獄である(しかしそんな時に限って出る)

腰の重要な筋肉達は勿論腹部とも密接に繋がっている訳であるからして、腰痛時腹部にも痛みが出る人は多く私も例外ではなかった。

そんな事分かっちゃいるけどいざお腹も痛くなると「ギックリと同時に盲腸になったかも」「いや胃潰瘍かも」「待てよ大腸だわ」…etc
とまあ次から次へとあり得ない妄想が繰り広げられる。
大袈裟ではなく、人間痛みがあると冷静な思考を保てないものだ。

どの程度安静にすべきかはケースバイケースだと思うのだが、私の場合丸2日は動けなかった。曲がりなりにも多少は機能解剖学の知識はある訳で、その知識を持って自分で色々とやってみるが結果が出てきたのが3日目、という感じか。最初の2日は筋肉が硬すぎて手が入らないのだ。

兎に角大腰筋!腸骨筋!腹部!腹部!腹部!のマッサージを念入りにし(但し痛みは伴う)、ストレッチもしてみるが2日目位まではストレッチなんてとんでもなくて、筋肉を圧迫して呼吸、位の動きしか出来なかった。

何だかんだと完治迄は一週間近くかかったので私の初ギックリ腰は中程度のギックリ腰だった様な気がする。

つい先日、とある所で若い理学療法士の方と話す機会があり、その方も昨年ギックリ腰を経験したらしく上記に記した「腰椎全てがズレて粉々になりそうな感覚」について大いに共感して頂きギックリ腰談義で大盛り上がりしてしまったのだが、人生の中でもう二度と経験したくないベスト5位には普通に食い込んで来そうな経験だった。

忘れた頃に送られて来た阪神優勝記念グッズ達…


応援バット、マグカップ、タオル、コースター…
分かってはいたが、金額に見合わない品物達ですこと。
仕方ない 記念グッズは そんなもん(575)