江口へ。 | 復活:湯ろぐ

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ダーツとかビリヤードとかスマートフォン等デジタルガジェットとかバイクとかリクガメとかオオクワガタとか美味しいものとか。

江口へ。

今回のSUPER DARTSへの出場に当たって、オレは正直、辞退して欲しかった。
だから、応援旗にも、オレは「今回は優勝しか認めない」と、応援ではなく叱咤のみを書いた。

でも、江口オレに言ったよな。
「湯さんは誰に勝って欲しいんですか!」って。
確かに、勝って欲しいと思うのは江口だけだよ。

だから、素直に応援することにする。

それに当たって、少しだけ言わせて欲しい。
この前真司と行ったセミナーで聞いた内容を、オレなりに噛み砕いて伝えたい。


自分の為に戦ってくれ。
ファンのため、スポンサーのため、仲間のため、妻子供のため、ではなく。
誰かのために戦うと言うことは、「勝たなければならない」と言う強制になる。
でも、純粋に「勝ちたい」「頂点に立つんだ」と、純粋にそれだけを思えば、きっと前に優勝した時のように楽しんで戦えるはず。
そして、最後にガッツポーズをする自分を、常にイメージし続けて欲しい。
強いイメージは、自分をそこに導く力があるって。

頑張れ、とは言わない。言いたくない。
江口は既に頑張ってるし、頑張れって言葉は、その言葉に気持ちを縛り付けるネガティブだから。
もっと頑張らなきゃ…何を頑張るんだ?頑張るって、実はものすごく抽象的な言葉だから、身体を萎縮させるんだ。

だから、オレからは。

「勝ってこい。」

それだけ。
みんなと一緒に、江口の気持ちの強さを見守ってるから。
勝ってこい。

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