(タイトルが間違ってはいないけど100%正確ではないことは承知です)
素質か環境か。
どんなトピックでも議論できますが、自分を知る人ならお分かりのように、バスケットの話です。
高みを目指せば目指すほど、両方が高水準で満たされていることが成功には不可欠になってきます。
"努力"だけでは超えられない素質の壁があるのは、スポーツが見せる最も残酷な一面の一つでもあります。
ヤオミンが顕著な例ですが、圧倒的な長身のアドバンテージがない限り、つまりはガードやフォワードのポジションにおいてアジア人がNBAで成功するのは非常に険しい道だ、というのが自分の思うところ。
それだけNBAやメジャーなDivision Iの選手の身体能力は圧倒的だったのです。
例え才能あるアジア人がアメリカで育ったとしても、その血の壁(と書くとおどろおどろしいですが)は限りなく高いと思っていました。
バスケットが身体能力だけでない事は分かります。が、それは一定のラインを超えて初めて言えることです。
数日前、NBAのサマーリーグが終了。
サマーリーグは、ドラフトされたルーキー達だけでなく、ドラフトからは漏れたもののチームから招待を受けた選手が力を証明して、トレーニングキャンプへの招待や、またはそれを飛ばして契約と、その先へ進むための登竜門でもあります。
その中に、Harvard University(!)出身の、Jeremy Linという選手がDallas Marvericksのサマーリーグチームでプレイしました。
6'3/200lb (190cm/91kg)のJeremy Linという選手、アメリカ育ちの台湾人。
まずはこのYoutube動画を。ちなみにJohn Wallというのは今年のドラフト1位選手。
こちらは、大学時代のハイライト。
当時全米13位のU of Conneticutを相手に30得点9リバウンド3アシストするなど、大学最終年次のスタッツは16.6ppg,4.4apg, 4.4rpg, 2.4steal,1.1blockと立派なもの。
ESPNでも取り上げられていたらしいです。
サマーリーグでの活躍は素晴しいもので、数チームのトレーニングキャンプへの招待は確実だろうと言われていました。Dallasは最初の一年はDリーグで経験を積ませるなどと、具体的なプランも話していたようです。
そして今日。
Golden State Warriorsと2年契約を結んだとのニュース。
初のTaiwaneese-Americaプレイヤーの誕生です。

両親は移住してきた台湾人。彼はアメリカで生まれ、アメリカで育ちました。
バスケットを始めたのは5歳の時で、地元のYMCAで子供用リーグに参加していたとの事。
兄弟の話によると、最初は親指を咥えたまま、全然ゲームに参加しなかったとの事。
ただ、プレイし始めてからは、すでに才能の片鱗をみせていたといいます。
成長してからは、二人の兄弟と父親と、ピックアップゲームで腕を磨いたとのこと。
高校時代はキャプテンとしてチームをカリフォルニア州Division IIの州チャンピオンへと導きました。
が、Division Iの大学から奨学金付きのオファーは一つもなく、Harvardへの進学を決めたそうです。
大学での活躍は上に書いた通りですが、アジア人の外見は民族差別のターゲットとなったといいます。
アメリカのカレッジバスケのアウェイゲームはそれこそ異常で、観客からの罵声は酷いものです。
彼の場合、観客から"Sweet-and-sour pork!"と、中華料理の名前で呼ばれたこともあるそうです。
ただ、その環境の中でパフォーマンスを発揮する事は間違いなくメンタル面をタフにしたことでしょう。
台湾を訪ねたのは一度きり、本人は中国語は話せないとのことです。
サマーリーグでの活躍が話題になっていた頃、NBA熱が熱い台湾(ふらりと立ち寄った弁当屋さんでもNBAファイナルが放送されているくらい)はさぞかし盛り上がっていることだろうと思いましたが、"いい選手の両親がたまたま台湾人だった"という感じで、台湾の反応は割りと落ち着いたものでした。
台湾のナショナルチームでのプレイに関しても熱望するような意見は少なく、逆に"彼が台湾のナショナルチームでプレイしたいと思う理由がないだろう"とこれまた落ち着いた反応。
意外や意外でした。
今回の契約に関しては、どんな反応を見せるのでしょうか。
国籍はアメリカ人(台湾は2重国籍を認めているので、台湾人でもあります)ですが、身体能力などを決定付ける遺伝的な意味では、台湾人。
素材と環境がマッチすれば、アジア人のガードプレイヤーにも可能性がある事を証明してくれました。
WarriorsにはNBA屈指のスコアリングガードコンビがいますが、彼がどこまで食い込めるか、見ものです。
素質か環境か。
どんなトピックでも議論できますが、自分を知る人ならお分かりのように、バスケットの話です。
高みを目指せば目指すほど、両方が高水準で満たされていることが成功には不可欠になってきます。
"努力"だけでは超えられない素質の壁があるのは、スポーツが見せる最も残酷な一面の一つでもあります。
ヤオミンが顕著な例ですが、圧倒的な長身のアドバンテージがない限り、つまりはガードやフォワードのポジションにおいてアジア人がNBAで成功するのは非常に険しい道だ、というのが自分の思うところ。
それだけNBAやメジャーなDivision Iの選手の身体能力は圧倒的だったのです。
例え才能あるアジア人がアメリカで育ったとしても、その血の壁(と書くとおどろおどろしいですが)は限りなく高いと思っていました。
バスケットが身体能力だけでない事は分かります。が、それは一定のラインを超えて初めて言えることです。
数日前、NBAのサマーリーグが終了。
サマーリーグは、ドラフトされたルーキー達だけでなく、ドラフトからは漏れたもののチームから招待を受けた選手が力を証明して、トレーニングキャンプへの招待や、またはそれを飛ばして契約と、その先へ進むための登竜門でもあります。
その中に、Harvard University(!)出身の、Jeremy Linという選手がDallas Marvericksのサマーリーグチームでプレイしました。
6'3/200lb (190cm/91kg)のJeremy Linという選手、アメリカ育ちの台湾人。
まずはこのYoutube動画を。ちなみにJohn Wallというのは今年のドラフト1位選手。
こちらは、大学時代のハイライト。
当時全米13位のU of Conneticutを相手に30得点9リバウンド3アシストするなど、大学最終年次のスタッツは16.6ppg,4.4apg, 4.4rpg, 2.4steal,1.1blockと立派なもの。
ESPNでも取り上げられていたらしいです。
サマーリーグでの活躍は素晴しいもので、数チームのトレーニングキャンプへの招待は確実だろうと言われていました。Dallasは最初の一年はDリーグで経験を積ませるなどと、具体的なプランも話していたようです。
そして今日。
Golden State Warriorsと2年契約を結んだとのニュース。
初のTaiwaneese-Americaプレイヤーの誕生です。

両親は移住してきた台湾人。彼はアメリカで生まれ、アメリカで育ちました。
バスケットを始めたのは5歳の時で、地元のYMCAで子供用リーグに参加していたとの事。
兄弟の話によると、最初は親指を咥えたまま、全然ゲームに参加しなかったとの事。
ただ、プレイし始めてからは、すでに才能の片鱗をみせていたといいます。
成長してからは、二人の兄弟と父親と、ピックアップゲームで腕を磨いたとのこと。
高校時代はキャプテンとしてチームをカリフォルニア州Division IIの州チャンピオンへと導きました。
が、Division Iの大学から奨学金付きのオファーは一つもなく、Harvardへの進学を決めたそうです。
大学での活躍は上に書いた通りですが、アジア人の外見は民族差別のターゲットとなったといいます。
アメリカのカレッジバスケのアウェイゲームはそれこそ異常で、観客からの罵声は酷いものです。
彼の場合、観客から"Sweet-and-sour pork!"と、中華料理の名前で呼ばれたこともあるそうです。
ただ、その環境の中でパフォーマンスを発揮する事は間違いなくメンタル面をタフにしたことでしょう。
台湾を訪ねたのは一度きり、本人は中国語は話せないとのことです。
サマーリーグでの活躍が話題になっていた頃、NBA熱が熱い台湾(ふらりと立ち寄った弁当屋さんでもNBAファイナルが放送されているくらい)はさぞかし盛り上がっていることだろうと思いましたが、"いい選手の両親がたまたま台湾人だった"という感じで、台湾の反応は割りと落ち着いたものでした。
台湾のナショナルチームでのプレイに関しても熱望するような意見は少なく、逆に"彼が台湾のナショナルチームでプレイしたいと思う理由がないだろう"とこれまた落ち着いた反応。
意外や意外でした。
今回の契約に関しては、どんな反応を見せるのでしょうか。
国籍はアメリカ人(台湾は2重国籍を認めているので、台湾人でもあります)ですが、身体能力などを決定付ける遺伝的な意味では、台湾人。
素材と環境がマッチすれば、アジア人のガードプレイヤーにも可能性がある事を証明してくれました。
WarriorsにはNBA屈指のスコアリングガードコンビがいますが、彼がどこまで食い込めるか、見ものです。