アイスホッケーのトーナメントをカバーしています。 

Detroitで行われているFrozen Four(バスケでいうところのFinal Four)ではなく、16歳以下の女子アイスホッケーのNational Championshipです。



実はアイスホッケーは、働くどころか生で観戦するのも初めて。

甘く見ていました。

あのスピードとコンタクトの強さは圧巻です。

また、サイド&エンドラインのない展開の速さ。

選手交代の時すらプレイは止まりません。

交代した選手達が、バラバラっとリンクに飛び出していく姿はなかなかカッコイイ。

ルールは正直よく分かりませんが、後ろからタックルしない限りは大丈夫っぽいです。

手を使ってパックを止めてもいいし、スケートで蹴ってもよし(パックを、です)

こんなになんでもアリなスポーツはそうそう無いのでは。

アメリカの4大スポーツに君臨するわけです。

NYにいた時に、Rangersのゲームを観にいっておくべきだったな、と今になって後悔。



会場の寒さも甘く見ていました。

初日はポロシャツ+ウインドブレーカー。

凍りつきました。

後日からは長袖+プロシャツ+厚手のジャケットで対応。

そんな寒さの会場にも、短パン+Tシャツのおじさんが応援席にいます。

小学生の時にいた、一年を通して短パン半そでだった友達を思い出します。



初めてカバーするスポーツということで、前日はYoutubeを使ってアイスホッケーで起こりうる怪我を予習。YoutubeATにとって素晴しい勉強のツールです。

まぁYoutubeに載る様な怪我はそれこそスケートが喉を切り裂いたとか、選手が転倒するときにパックが脊柱を直撃→Spine boardingみたいなケースが殆どですが、そういうレベルの怪我こそ、いつでも頭の隅に置いておくべきです。



この数日ではそのレベルの怪我は幸い起りませんでしたが、氷の上での評価はいい経験になりました(殆どはパックや相手のスティックによる打撲系統)。

あれだけの激しいコンタクトとスピードがあるものの、スケートによって足が地面に固定されていない事と、プロテクターを全身にまとっているので怪我の頻度は想像よりも遥かに低かったです。

選手のスケーティング技術の高さによるものも大きいでしょう。接触するか、と思っても綺麗にターンや減速をして回避します。アイスホッケーではEccentricなトレーニングの重要度が高いのではないでしょうか。



氷の上を早歩きして選手に向かうときは、滑って転ばないだろうかと思いましたが、割と滑らないものです。

手の焼ける選手やコーチにも遭遇しましたが、この職業では避けられない部分です。

その場で初めて会う選手やコーチとでは信頼関係なんてゼロからのスタートですから。





初めてカバーするスポーツ+ハイコンタクト+寒いアイスリンクということで、帰宅後は結構ぐったり。8時前にちょっと休息と思って横になったら朝の4時。

寝ているフィオナを起こさないようにリビングルームに出ると、部屋が綺麗に片付いていました。感謝です。



セメスターも終盤なので、ちょっとギアを上げて課題を片付けていかなければなりません。