前を向いて後ろに投げたり、左を向いて右に投げたり。
小さな騙し合いは、バスケのパスでも繰り広げられます。
中学生の時からバスケを始めて、15年(だと思う)。
間違いなく、この15年間のトップ3に入るパスが出ました。
トップでのハイピック&ロールで相手のトラップにターンで対応する瞬間にゴール下に切れ込むチームメイトが視界の片隅に一瞬映りました。
ターンの途中だったので、完全にゴールに背を向けた状態でノールックで肩越しに投げたパス。
振り向いた時には、パスした相手がフリーのゴール下を決める瞬間。
周りのプレイヤーからも”Nusty”と表現されたパスでした。
まぐれではないけれど、もう一度やれと言われても難しいパスを通して興奮して帰宅。
(自分の一つのプレイに興奮が冷めなかったのは、ずいぶん久しぶりな気が)
ソファに腰を下ろして、ふと違和感に気づきました。
何かが尾てい骨に当たります。
ん?と思ってバスパンに目をやれば、いつもは左にいるジャンプマンマークが右にいるではありませんか。
自分のバスケ暦で最高の一つといえるパスは、バスパンを後ろ前に履いていた事実と共に記憶される事になりました。