人生、そうそう一つの場所に留まることはできません。
自分が動かずとも、周囲が変化すれば、それは同じ場所ではなく。
思い入れのある場所であればあるほど、変化が起こらないことを祈るものですが、それは往々にして叶いません。

今年も大きなトレードがありました。
再建中のKnicksは来年のFAという明確な目的があるので積極的に動く事は分かっていました。

さすが敏腕GMと呼ばれるWalsh氏、複数年の契約が残っていた選手をトレードに出し、ピークは過ぎたかとの噂はあるものの、数年前にはリーグ得点王にもなったT-macというビッグネームをNYに連れてきました。しかも今シーズンで切れる契約付き。
Knicks としては、T-macがまだ力を残していたら来年も契約すればよし、怪我を含めて貢献は望めないと判断すればそれまで、という選択ができます。期待されていた新人J Hillをトレードで失い、条件付とはいえ将来のドラフト権を失ったのは非常に勿体無い気がするけれど、徹底した再建プランが伺えます。

今回のトレードによって、今シーズン後にフリーエージェントとなるLeBronやWadeを筆頭とするスーパースター達の二人と最高額契約を結べるだけの経済環境を作り出しました。実現はしないと個人的には思いますが、LeBronとWadeの同時取りも経済的には可能なわけです。


と、お世話になった選手達がNYを去ったのは残念に思いながらもチームのプランは理解しているので納得はしていたものの。

なぜNateまで。。。
Nateの契約は今シーズン限り。
経済的には再建プランには何の影響もないし、トレードで得た選手もNateほどの貢献ができるとはいい難い。
コーチングスタッフとの相性かな、と自分は思っています。

本当によく面倒をみてもらったので寂しい限り。
練習後のシュート練習のパートナーにいつも指名してくれたり、シュート練習そのものに混ぜてくれたり。
自分のシュートをみてアドバイスをくれたりもしました。
働いていた時のクリスマスに、選手達が全員のサイン入りのクリスマスカードをくれたのだけれど、Nateはサインと一緒に温かいメッセージを添えてくれていました。
靴が同じサイズだったと分かった次の日には、何足ものスニーカーを抱えて現れてプレゼントしてくれもました。
フィオナが練習施設を訪れた時には、"Ms. Nakayama"と呼んで話しかけてきてくれたそうです(自分はまだATRで仕事中でした)。
まだまだストーリーはあるけれど、書ききれません。

"Love yall for the support over the years, since my rookie year my fans have made it EZ 4 me to LOVE NYC the best place on earth ..."

というファンへの別れをTwitterに載せて、新天地のBostonに向かいました。
以前ほどの勢いはないとはいえ、それでもまだ優勝候補の一角。
是非リングを手にして欲しい。
緑がお気に入りの色だったから、ユニフォームも気に入ることでしょう。

ちなみに、今年初のオールスターに選ばれたZ Randolphといい、6th man award最有力候補のJ Crowfordといい、Knicksを去った選手は新天地で活躍するジンクスがあります。

頑張れ元Knicks。