先日、ようやくミシガンに来てから初めての雪が降りました。


一日の平均が氷点下になり、一日を通して小さな雪が舞っています。



今日は、毎週楽しみにしている金曜午後のピックアップゲーム。


ピックアップゲームは、集まったプレイヤーがランダムにその場でチームを決めてプレイするゲームで、アメリカでは殆どがこの形でバスケが行われています(少なくとも、自分が今までいた場所では)。


クラブチームやサークルなど、決まったメンバーでバスケットをする機会の多い日本とは違うスタイルです。



ピックアップゲームでは、ファウルをされたプレイヤーがコールしない限り、タックルしようと何をしようとファウルになりません。ただ、ファウルをコールしてしまうと、そのシュートが入った場合でもノーカウント。And 1(日本でいうカウント)はなしです。


中にはちょっとしたコンタクトでファウルをコールして周りから冷めた目でみられるプレイヤーもいますが、レベルの高いプレイヤーほど自分のプレイにプライドがあるのでそうそうファールをコールしません。


ディフェンス側は、ファウルをしないと止められない+ファウルをコールされない、という二点から、かなりフィジカルな展開になることもしばしば。



自分もファールをコールするのが好きではない上に、体格は相当小さい部類に入るので、結構ガツガツとファールされます。この間はラリアットをくらいました。


ファールを受けるのも上手くなっているので、見えない角度からぶつかられたりしない限り大丈夫ですが。



毎週金曜日に行っているピックアップゲームに、ずっとマッチアップしたいプレイヤーがいました。


集まっているプレイヤー達の中で、明らかに一つ上のレベル。


身長は185前後でそこまで大きくは無いのだけれど、かなりビルドアップされている上に、カットインからダンクにいける身体能力。


一番やっかいなのが、密着マークされてても意に介さないで打って相当な確率で決まるジャンプスリー。


離せばスリー、近づけばカットイン。さらにはカットインからのアシストもあり。


よくもまあこんな選手が大学の一般学生の中にいるもんだと。



そんな相手と、ようやく念願のマッチアップが叶いました。
マッチアップして気が付いたのは、彼の基本が相当徹底していること。


パス&ランはバスケの基本だけれど、あそこまでやっかいだとは。


インサイドへのパスが殆どノールックなので、それに意表をつかれてしまうと、パス&ランのコースを止めるのが一歩遅れてしまってそこからイージーバスケットに繋げられてしまう。毎回思い切り体をぶつけてコースを止めるのも、一苦労でした。見習わないといけません。



ただ相手のアウトサイドからの1オン1に対しては相性が良かったので、相手にドリブルさえつかせればかなり守りきれた感じ。一回でズバッと切れ込んでくる相手は苦手だけれど、ドリブルで左右に振ってくる相手は割りと得意なのです。


どんな相手とマッチアップしようと、NBAプレイヤーより上手いわけないので気持ちの上で圧倒される事はありません。結構、大きな違いがあると思います。


体格の差は明らかなので、インサイドで攻められたら成す術なしなのですが、それは相手が敢えて外で勝負してきました。観ているプレイヤー達も1オン1やれやれとはやし立ててくるので、その雰囲気もかなり楽しめました。



自分のオフェンスも調子がよく、最近意識しているカットインの時のDriving shoulderと言われる、まぁ文字通りに肩をいれて姿勢を低くする事と、無理にレイアップにいかずに(ファウルされる確率高し)、相手を振り切ってからのジャンプシュートや、浮かせるフローターを混ぜて攻めたことが功をそうして、かなり効率よく点がとれました。


チームメイトも、"I look for you"と言ってスクリーンをかけてくれたりボールを集めてくれたり(ピックアップでは稀な現象)したので、相手の方が力は勝っていたけれど、接戦に持ち込めました。


最後、自分のカットインを警戒してディフェンダーが半歩下がっていたので放ったスリーが外れて負けてしまったのが悔やまれますが、相当楽しかった。


ゲーム中のマッチアップを通して自分の力が引き出される感覚は久しぶりで、これがピックアップの魅力でもあります。


ゲームが終わった後、見ていたプレイヤー達まで声をかけてきてくれたので、来週からのピックアップも更にやりやすくなることでしょう。



顔にも手にも腕にも膝にも引っかかれた傷や打ち身がありますが、これもまたよしです。



最後に、この動画をどうぞ。
確かマサさんが紹介してくれた動画なのですが、アメリカでピックアップをしたことのある人は、「いるいる、こういうやつ」と思うこと請け合い。したことの無い人も、ちょっとイメージが掴めると思います。