今日は、友人に誘われた薪能へ行ってきました!
その薪能は元々知っていたのですが、
能の知識をまだ知らないからまだいいかなって思って、今回はパスしようと思っていました。
しかし、友人がいい席を取ってくださっていて、
即行く事を決定しましたよね笑
今日の能は、薪の炎に照らされた能の舞台と
背景の平安神宮で、
本当に、本当に素敵でした。
こんな素敵な空間に私はいるのかと。
不思議な気持ちでいっぱいになりました。
ここが映画『陰陽師』のロケ地になったのかとか、
四神の中央の黄龍で能が舞われているのかとか、
色々思う事はありました。
能を見ているうちに段々と暗くなっていくのですが、
平安神宮の建物の向こうの雲が夕焼けの光を反射して、
とても幻想的でした。
さて、能の終了とともに友人に質問攻めをし、
そのあとは、京大の能サークルの方々の飲み会についていきました!
というか、友人がそのサークルに入っていたので、
誘ってくださったという感じですね。
能に関する濃密な話と、質疑応答の話は、
今後じっくりと更新していく予定です。
で、その私たちが飲んでいた場所というのが、
京大近くの「おむら家」という
いかにも学生がたむろってそうな居酒屋さんだったんですね。
そういう学生生活を私は知らない
(というかそもそも学生街のある日常を知らない)ので、
とてもテンションが高まりました。
飲みました。
えぇ、飲みました。
京都地ビール。
美味しかったですよ~♪
この席で、法律という社会のルール規定の成立過程の話や、
東洋史、文化人類学、
色んな話をしました。
そうそう、一つこれは書きたいと思った面白い話があるんですけど、
今日、そのマシンガン質問の中で、
「あの人が舞っているのは、神が憑依してるからですか?」
と訊いたんですね。
私が巫女舞をしていたときに、
巫女が舞の中で回るのは、憑依の体現だと聞いていたので、そうなのかなと思って。
しかし、友人いわく、
「あれは人ではなく人外(じんがい)と言って、神自身なので憑依では無いですね」
なのだそうで、
あぁ~と、妙に納得しました。
昔、何かの本で読んだ内容で、
「西洋の神話は、神の光に照らされて光るものが多い、それに対して、
東洋の神話は、神は自らが光るものが多い」
という内容が書かれていたので、余計にストンと腑に落ちるものがあって。
今日は私の中でとても重要な経験が出来た日になりました。
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