今日はイギリスの緊急病院(A&E編)についてです。

↓前回イギリスの病院には期待するな(GP編)

https://ameblo.jp/uk-london-gk/entry-12628846135.html

 

 


前回はイギリスのかかりつけ院(GP)についてお話しましたが、今回は登録無しでも旅行者でも利用できる、イギリスの無料の緊急病院A&Eについてです!


こういうと聞こえはいいんですけどね(笑)


私はA&Eの存在を知ったのは、渡英から一年立って、入っていた海外旅行保険が切れたときです。

 

朝起きたら強烈にお腹が痛くて、会社に遅れていきました。


その時の腹痛は以前私が経験したものに似ており、その際は盲腸と診断されたので、私は今回も盲腸じゃないのかとかなり心配しながらも、今からGPに電話しても見てもらえるのは1週間後だし我慢するしかない!と思い、重い足取りで会社に向かいました。


会社につくと、私の顔色が悪すぎてみんな心配してくれて、先輩方に事情を話したところ、

「近くにA&Eがあるから今から行ったほうがいい。」と言われました。


その当時の私はA&Eとは、、、?

 

って感じだったのですが、聞いたところA&Eとは無料で受診できる緊急病院で予約なしでウォークインで利用できるとのこと。


なんて素敵なものがあったんだ!

と感動しつつ、先輩に病院まで送ってもらって、病院につくと沢山の人が💦
 

どうやら予約なしで受信できるウォークイン制のため、A&Eはよほど重症でない限り数時間待ちだそうです( ゚Д゚)


なんでもいいので、薬が欲しかった私に待たないという選択肢はなく、受付で必要情報を記入して待っていると、4分ほどして名前が呼ばれました!


えーーーー!意外と早いじゃんっ🎵

 

と思っていると、事前に症状を聞かせてくれ。と言われました。


私:お腹がものすごく痛くて、これと似た症状に前なったことがあるんだけど、それかな~と思って
看護師:どんな病気?
私:盲腸
看護師:そんなバナナ🍌盲腸は二回はならないよ!だって一回目発症したときに切るんだもん!
私:ん、、、?切ってないよ?薬で治めたんだ~
看護師:。。。。。。。え?
私:盲腸切ってないんだって
看護師:盲腸になったのに、切ってないの?そんなことある?
私:知らんけど、日本でなって日本で治療したけど、薬飲んでおわった!
看護師:(ショッキングな顔( ゚Д゚))


どうやら話を聞くと、イギリスで盲腸になると問答無用で切ってしまうようです💦
初期であろうと薬で散らすというのはほとんどないらしく、ものすごく驚いていました(笑)


その後更に1時間半待ってようやくドクターに呼ばれて診断してもらったのですが、血液検査の結果が本当に盲腸とただの炎症との境目だったらしく、

 

担当医が「私には判断できない。本当に微妙すぎるから、サージェリー担当のドクターの助言をもらうことにする」と説明されて、待つこと更に30分。



他の医師とも話し合った結果、とりあえず痛み止め飲んで様子みて、一週間後にかかりつけ院(GP)で精密検査してちょうだい!状況は私から説明して、予約も入れておくわ!

 

と言われました。TEXTで連絡するから待っててね!、、、とのこと。


そのあと、痛み止めは強烈なのと普通なのどっちがいい?と聞かれたのですが、イギリスの強烈な痛み止めってのが怖かった私は普通の痛み止めにすることにしました。


ていうか!痛み止めの種類決めるのが私なのっておかしいよね(笑)
ドクター決めてくれよ(笑)

なんかわからないけど、とりあえずイギリスの医療機関が信用できないんです(笑)


そんなこんなで痛み止めを数日飲んだら、痛みが消えたのですっかり忘れてましたが、

 

 

精密検査の案内来てない!!!!(笑)(笑)


ほんまにイギリス頼むで(笑)


もう痛みが消えたので、結局精密検査にはいきませんでしたが、こういうのが大きな病気の
初期症状だったりするから、私も定期健診に今度行ってみようと思います。


とにかくイギリスに限らず、海外は日本人が想像できないレベルで適当だったりします(笑)


だけど結局何が起きても最後は全部自己責任なので、色々考えながら生きていかないとなぁ~って思います。

イギリスに何年もいると、タフになるのがすごくわかる気がした一日でした(笑)

おサル🐵