記憶があるうちに…メモ!
(時間があれば明日のブログにでも…という〝記事〟)
今日、電車に乗ってきた女子高生の読む文庫本があまりにも酷かったのでボクのと交換してやった。
女子高生はボクの座席の前に立ちカバンから文庫本を取り出した。ブックカバーがしてなくてタイトルが読める。『ふたり』、赤川次郎著 とある。
(こんなまともそうな子が…)と悲しくなったボクは、
「そんな小説読んでるとバカだと勘違いされるよ!」と、自分の持っていた小説を鞄から取り出してとても親切に交換してあげることにした。
「ハイ、人前では〝賢そうな〟こんな小説を読みなさい」
『雨のバス停で待つ森のクジラ』という小説を女子高生に手渡してすこし強引に交換を成立させた。
「あの〝トトロ〟のモデルになったクジラの話だけど…」とボク、ちょっと説明をする。
日本では発売当初ほとんど売ないで、例の映画が公開されたときはすでに廃刊になっていた。今では読みたくても版権の問題で二度と手に入らない希少価値のある〝小説〟になっている。
「だからキミが損をすることはない!」ときっぱい断言すると、なぜかボクの胸が急に痛んだ。凄まじい後悔がボクを襲ってきた。
(もしかしてボクはすごい損をしているじゃなかろうか?)
(読んだら…返してね!…とか今から言っても〝交換〟だから無理だよな…)
(マジ?)
とかボクが混乱してると、
「ありがとうございます!」と女子高生、「大切にします」と礼を言った。
「ウン」とボク、女子高生の笑顔があまり嬉しくなかった。
後悔がこれほど重くのしかかってきたのは何年ぶりだろう。
……。
ここまでメモ!(のつもりだけど…)
さて?