パソコンマイスターの杉本です。

仕事で使うパソコンを、
便利な道具から
あなたのビジネスの頼れる
「相棒」
に変えましょう

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あなたは書類を見ながらキーボードを
たたいています。
そこに、誰からか声をかけられて、
ふと顔をそちらに向けると、イケメンの
向井君が何か話しかけてくる…
でも、指は止まらずに入力を続けている…

あ、ブラインドタッチ、できるんですね。
彼のまなざしに、尊敬の念が感じられる…

・・・できる人の具体化な象徴、
ブラインドタッチをマスターして、
みませんか?

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あなたは、キーボードを見ないで、
キー入力することができますか?

キーボードを見ないでキー入力を
することを、
「ブラインドタッチ」または、
「タッチタイピング」といいます。

これができる人は、なんとなく
「仕事のできる人」
っていう感じがしませんか?

あなたも、この「ブラインドタッチ」を
一緒にマスターしましょう!
そして、「仕事のできる人」アピールを
しちゃいましょう。

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自己流で覚えたタイピングの癖って、
直すことは簡単ではないですよね。

私の場合は、両手を使っているけれど、
ぜんぜんキーボードから目が離せなくて
入力スピードが上がりませんでした。

これからお教えする方法は、
私がパソコンを使い始めて以来、
30年近く直らなかった、タイピングの
くせを直して、ようやく

ブラインドタッチ(タッチタイピング)

が出来るようになった練習方法なんです。

パソコン初心者の方にもおすすめできる
簡単な方法なので、ぜひ挑戦を!
 
以下、順を追って説明しますね。

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■ブラインドタッチを身に付けるコツ

[Step1]:「指で覚える」ことを理解する

 たとえば、自転車に乗るのは
 体でバランスをとることを無意識に
 覚えています。

 これと同じように「指」に覚えさせます。


[Step2]:ホームポジションを正確に
 理解する


キーボードの「F」と「J」のキーを
さわってみてください。

他のキーと違って、触ってみると何か
「ポッチ」
とした感触がありませんか?

キーボードによって、多少の間隔の
ちがいがありますが、たいていは、
「F」と「J」のキーにポッチがあります。

そこで、

・左手の人差し指は「F」
・右手の人差し指は「J」

のキーをポッチがわかるように乗せます。
そうして他の指を自然におくと、

左手の
 小指は「A」
 薬指は「S」
 中指は「D」
になり、

右手の
 小指は「;」(セミコロン)
 薬指は「L」
 中指は「K」
の位置になります。

これをホームポジションといいます。

キーボードにポッチがあるので、
キーボードを見なくても、この
ポジションに手を置くことができます。

いま、すぐに試してみてください!
ホームポジションの場所はすぐに覚え
られます。

[Step3]:キー配列を意識する

次は、キーの並び方の意識です。

ブラインドタッチを習得するには、
「Gのキーは、左手の人差し指で打つ」
というように、

どのキーは、どの指で打つ、

という、決まりを覚えます。

このキーボードの画像を見ながら、
解説を読んだほうが理解できると思います。
 

真ん中の赤い線の右側が右手
左側が左手の指で打ちます。

指ごとに色分けしています。
 小指は黄色、
 薬指は水色、
 中指は赤色、
 人差し指は緑色。
 黄色の外側は小指の担当になります。

キーボードの配置を覚えていない人は、
この図を印刷して、画面横に張って
おくといいかもしれません。
(配置を覚えたら、はがしましょう)

[Step4]:指で覚えるトレーニング方法

では、実際のトレーニング方法です。
一日のうちで、
パソコンを開いたら、まず一番最初に、
このトレーニングを行なって下さい。

まず、Windowsの標準ソフトの「メモ帳」
を使用します。
文字が打てればどんなエディタソフト
でもかまいません。

トレーニングをはじめる前にポイントとして、
キーボードは見ない事
を約束してください。

「メモ帳」を開いたら、
手をホームポジションにおいて、
「入力モード」を半角英数のまま、

 a a a a a a a a a a

と、a(あ)を10回、
「あ」「あ」と、

一打ごとに声を出しながら


間にスペースをおいて
打っていきます。

この

「声に出しながら」

というところが
最大のポイントです。

声を出すことによって、無意識に感覚と
して刷り込んでいきます。
五感を使って覚えることが、速くそして
確実に覚えるこつです。

打ち終わったら改行し、同様に
次の「i」(い)を10回打っていきます。

「a」から順番に入力して、

 あ・い・う・え・お・か...

と、ローマ字で打っていきます。
「wa」「wo」「nn」まで入力して
1レッスン終了です。

abc順でもいいのですが、
声を出して入力することがポイント
ですので、50音順がおすすめです。

初めての場合は、結構時間が
かかるかもしれませんが、
がんばってやり遂げましょう。

なれてくれば、だんだんと入力が
早くなってきます。

試しに、一通り入力をし終えたら、
キーを見ないで

「aiueo」

と入力してみてください。

・・・きっと打てると思いますよ。

なぜなら、
「aiueo」は、一回のトレーニングで
結構な回数を打っているので、
指が覚えているのです。
ぜひ、それを実感してみてください。

そして、このトレーニングを、
毎日最低1回は続けます。

普段のタイピングは、まだ無理しないで、
いつものようにタイピングをしても
かまいません。

慣れないうちから無理にがんばろうとしても、
入力が進まなくて、
タイピングのトレーニング自体が続かなく
なってしまうこともあるからです。

[Step5]:だんだんとブラインドタッチが
 できるように


毎日繰り返すことで、だんだんと指が
キーを覚えて、入力が速くなっていく
ことと思います。

ある程度身についたところで、
ゲーム感覚でできる、
タイピング練習ソフト
を使って、さらに磨きをかけましょう。

毎日、少しづつでも練習を続ける事が
習得への近道です。

これで、あなたもブラインドタッチが
できるようになれば幸いです。

でわ。

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あなたのパソコンを
頼れる相棒に
杉本祐次:
sugi@ujs55.com
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