2月後半に、

京都(笠置町)と和歌山(那賀)で講演が決まりました。



笠置町は2度目、

和歌山は初です。



どのような講演になるか、

今から楽しみであり、

久しぶりに会う方々や、

初めて会う方々、

色んな出会いがあり、

楽しみと緊張が交錯する感じです。



講演では、

主に夜の世界で出会った子ども達や、

メール相談の事を紹介し、

僕なりに考えている、



『僕らはどうするべきなのか』



を共有したいという思いを、

1時間半、

もしくは2時間しゃべります。



もちろん関西人の血が、

笑いを組み込まないとという使命感を持たせるので、

基本は笑いあり、

涙あり、

深く思慮することありという構成になっております。



時折、

ご要望とあらばですが、



『出張オト♪スタ・ライブ』



も行う時もあります。

この時ばかりは、

しゃべるより歌う方が緊張しますので、

前日は寝れないぐらいになります…



運良く(?)今回の依頼には、

歌は入っていませんので、

存分にしゃべってこようと思っています。








しかしまぁ、

10年という歳月、

相談活動や、

学習会活動などを通じて、

たくさんの子ども達に出会ってきましたが、

僕にとっては、

兄弟姉妹という感情もあり、

客観性を保たねばという気持ちもあり、

子ども達との距離感は難しいなぁと思いながら、

結局ガッツリ関わる事になる人生、

なかなか充実した10年だったなと思います。



荒れていた頃を思えば、

人に感謝する、

感謝されるという経験も、

少なからずしてきました。



子ども達にもこの経験が必要だなと思い至るところです。



ヤンキーになった時点で、

人から『ありがとう』を言われる経験が少なくなり、

子ども達自身も、

心からそれを言う経験が減ってしまいます。



そして、

人を信じる気持ちが固くなり、

それをほぐすための人間関係を保持できなくなる。



そして、

子ども達は大人を信用しなくなる。



親でさえも、

子どもにありがとうを言わない家庭で、

子ども達の心が固くなり、

同じような傷を持つ友人達と、

その固さを、

さらに固くする議論が展開されるというスパイラルにはまる。



そこに出かけていき、

僕は子ども達と話をする。



固くなった子ども達の心をほぐすには、

時間と、

こちらの意志の持ち方が重要な鍵で、

焦ってはいけないし、

子ども達を疑ってはいけない。



確かに難しい事ではあるけど、

やってみればそんなに構える事もないことだったり、

意外に簡単に受け入れてもらえたりと、

個人によって様々です。



先日、

暴走族に参加していたユキナリから電話があり、



『えーちゃん、

 俺ちゃんと仕事するわ!

 いつまでも暴走してられへんし、

 誰より先に、

 夢持って成長したいねん』



と言われました。



僕は言いました。



『ちゃんと筋通したか?』



暴走族には、

それぞれ族内の規則のようなものがあり、

大抵、辞める時については、

それなりの筋通しが必要です。



『ちゃんと通したよ。

 心配してくれてありがとう』



心が温かくなりました。



普通なら



『言われんでもちゃんと通したわ!

 心配すんなって!』



というノリなんですが、

彼もまた心が柔らかくなり、



『心配してくれてありがとう』



が言える、

優しいヤンキーになったんですね。




ほら、

子ども達にガッツリ関われば、

ありがとうが言える子どもに育つもんですね。



大人はすぐ、

身なりや口調で、

その子ども達の人格や、

親の育て方などを批判します。



子どもを成長させるのに、

批判という要素は全く必要ありません。



批判していいのは、

大人が大人のために作ったルールだけです。

あんなものはいつでも批判して良いと思います。



僕は新しい法律ができる、

もしくは改革の名の下に、

改悪していかれてしまう行政に対しては、

常に批判的です。



だって彼らは大人だし、

税金から高い給料もらってるんだから。

下手な法整備をすりゃ、

国民に何を言われても仕方ない。



子ども達は違う。

批判では育たない。

認め、

褒め、

愛す。

これ以外で、

ありがとうを言える子どもに育つことはありません。






そういえば、

国全体の動きとして、

母子加算、

母子手当てなどが廃止の方向に流れています。



一人親家庭に給付される、

貴重な手当て。

これがゼロになったら、

派遣切りすさまじい昨今、

パートや派遣で頑張って働いているお母さん、

その子ども達は、

月給12~13万で生活しないといけない。



手当て等があって、

やっと18~20万の生活ができていたのに、

私立の学校に行かせる事が困難になり、

家庭の懐が厳しい子ども達が、

公立の高校進学しか選択肢ない状況に…



教育は平等たれ!



という、

明治維新の志士達が目指した、

市民平等の世の中の論理が、

今まさに



教育不平等



になってきている。



こういう方針を出す政府なんぞ、

いくらでも批判して、

次から投票してやらんかったらいい。



いや、

投票はしないといけないので、

別の党に投票すればいい。



ここだけはアメリカンナイズドされた方が良いと思います。



政府は子ども達を豊かに育てようと口で言い、

競争原理を持ち込んで、

子ども達を更なる競争に巻き込み、

将来、

競争に慣れている社会人に育てようとしているようです。



この流れが、

今の子ども達を、

加速度的にまいらせています。



子どものうつ。

増えてますよね。



子どもの自殺。

連鎖して増えてますよね。



僕らは子ども達を、

豊かに育てるという事の本質を、

考えないといけない。



自分が親になった時のため、

既にいる子ども達のため、

何より自分のために考えないと。



僕は与党には投票しません。

早く解散総選挙でもして、

政権が覆ればいいとさえ思っています。



それで何かが変わるか?

ではなく、

国民が自分達の一票で変える事ができるんだという、

貴重な経験をするために投票する。



変わるのを期待するんじゃなく、

変える力があるんだと自覚するために。



その先にある、

今手の届く範囲にいる子ども達の笑顔と、

豊かな成長を死守するのは、

僕達大人の



『投票』



という行為だと思っています。







話は大幅に脱線しましたが、

とにもかくにも、

僕はこれからもこのペースで、

子ども達と関わり、

関わろうともしない大人に厳しく、

子ども達には優しく生きていこうと思います。



では、

素敵な木曜日をお過ごしください。



只野仁、

今日放送ですね。

楽しみにしています(^-^)