正確な統計は諸説様々あるようですが、

今のところ一番正確な情報として、

日本の1年間の失踪者数は、

約3万人とされ、発表されています。



失踪とは何をもってして失踪なのか、

ここの解釈の仕方で、

統計の数値が変わってくるのですが、

ベースとして3万人に偽りはないようです。



平和で争いのないと思われる日本ですが、

失踪事件はとても多いんですね。





最近、

『人身売買問題』

に関わるフォーラムに参加させていただき、

色んな世界情勢などを勉強させていただきました。



僕にとって、

この失踪事件と、

人身売買問題はリンクしなかったのですが、

海外では直結した問題だと知り、

とても衝撃を受けました。



しかも、日本も例外ではないと最後に知らされ、

背筋が凍る思いでした。



THE YELLOW MONKEY

の歌う名曲

『JAM』

の歌詞の一説ではありませんが、

外国で起きてる事が、

自国で起きていないから『かわいそうねぇ』程度に感じていたのか、

自分のおろかさを知るフォーラムになりました。



海外で起きてる事は、

例外なく日本でも起きている。

そして起こり得るんだという事を忘れていました。



何より、

海外にも、

愛すべき子ども達が、

こういう大人の商売に巻き込まれ、

人に値段をつけて海外に売り飛ばすなどという事件に、

胸が痛みました。




人身売買の多くは、

過去のような労働力としての奴隷で買い取られず、

今ではほとんどが性的なマーケット。



想像してみてください。



小中学の年代の頃にさらわれ、

言葉もわからない外国に売りつけられ、

そこで性的な搾取にあい、

中にはコールガール、

中には児童性愛者の搾取にあう…



ゾッとしますね。




年間3万人の失踪者が、

どのような立場に置かれているか、

僕にできる事はあるのか、

色々悩んでいたわけですが…



そこに一人の女性が名刺をくださいまして、

お話しに誘ってくれました。



その方言われました。



実は自分も売買された経験がある。

私は運よく逃げれた。

でも雑居部屋にいたのは8名。

その子達の事を思うと、

今でも恐ろしい思いに蝕まれる。


そんな中、

雄琴や飛田などで、

性的搾取問題に取り組むアナタに興味があった。


男性はともすれば、

搾取する側に回りやすい。


その男性であるアナタが、

なぜ女性の搾取にアンテナが敏感なのか、

教えてほしい。



僕は別に正義感ぶってるわけでも、

世直ししたいわけでもない。



ただ、子どもの頃に母親から虐待を受けたり、

夜の街に沈んでいったり、

人を傷つけ裏切られる経験ばかりを積んできた身として、

同じ理由で泣いてる奴からの相談が、

放っておけないだけだと説明しました。




彼女は僕に、

ぜひ一緒に協力して活動しようと申し出てくださいました。


僕は何ができるかはわからないけど、

今はとにかく世界を知り、

自国を知り、

己を知り、

人を知るという準備期間だと思い、

勉強させてもらう事にしました。



格好をつけるつもりはないけど、

そこに泣いてる子どもがいる、

胸が痛み、

下手くそでも何でも、

何とか泣かずにすむように支援する、

そんな僕でいたいのかどうか、

大切なのはそこだと思います。



これは大きな問題だと思うし、

勉強して何ができるかはわからないけど、

一人でも泣かないで済む子がいるなら、

僕が汗をかく理由になる。

十分です。