Song for tomorrow.
11月になると、韓国では受験生に敏感な時期になります。
本来なら11月中旬ごろ入試がありますが2020年はコロナウィルスの影響で12月に延期され、12月3日に開催されました。
自分は入試から大分時間が経ってましたが当時のことは覚えていますいます。
韓国は人口も少なく、自然資源も少ない国です。
なので社会の雰囲気は何より「人材」を大事にしていると思います。
その社会雰囲気の中、学生の時に最初格差をつくのが大学かと思います。
まず、韓国ではソウル内か外により大学の差がつく雰囲気です。
いわゆる名門と呼ばれる大学の大多数がソウル市またその近くに集中しています。
なので全国の受験生まずははソウル市内の大学に進学しよう思うことが多く、目標してる学生は小学生からいい大学に入るための準備をすることが多いです。
学校ではもちろん、塾に通ったり余裕のある家庭では科目ずつプライベートレッスンを受けたり小学校から高校まで大学の学費以上の教育費を投資することが多いです。
親は大変ですね。。。。。
自分も今思うと、中学生くらいからは塾に通っていました。
高校生の時はプライベートで遊ぶ時間はあまりなく、高校3年の時は平均睡眠時間が3~4時間ほど学校、塾、図書館(自主室)が連続の1年をおくっていました。
もちろんこの過程は世界的にあまり差がないと思います。
いい大学入試を目指す学生は大体同じだと思いますが、韓国で日本を含め少し違う雰囲気は
①平均的に子供の教育へ熱意を持つ親が多い。
「教育=未来への投資」は間違ってないことだと思います。韓国では親の収入とくらべ子供の教育費に使う金額がかなり大きいです。
子供への愛だとも思われますが、子供の将来を考えいい大学に入らせるため努力する親が多く存在します。
もちろん子供への関心の度合いも多きいです。
②自然に街で専門塾が多くみえる。
当然、学校以外に沢山の塾があり町中でよく見かけます。
またプライベートレッスンを専門的に紹介する会社や受けてる学生も多いです。
学校以外のところでもどれくらい勉強できるかにより、入学出来る大学が変わると思います。
③半分強制で勉強する学生も少なくない。
自分からではなく、親や周りの雰囲気により大学に入るように勉強する場合もあると思います。
なので部活やしたいことより10代はほぼ学校でいい成績をとるための頑張ることが多いです。
今自分が思うと、全部悪いことではないと思います。
「いい人材」になるため競争が激しい韓国では最初に一番の「人材の地表」になる大学に入るため勉強を頑張るのは自分の選択範囲を広げるいいことだと思います。
また10代の時に勉強の仕方を身につけることにより、今後自分が勉強したい分野でも勉強出来る力になれると思います。
ですが、競争についていけない学生や努力にくらべいい結果が出ない学生はどうなるんでしょう?
また勉強に興味のない学生が無理して大学受験を目指すことはどうなんでしょう?
成績へのプレッシャー。
目指していた大学に入れなかった挫折感。
大学を比べられた敗北感。
など。
韓国はどの国よりも学生が平均的にうけるストレスが多いかもしれません。
でもそれが全てのことに対して「頑張る」韓国人を作ってるもとかもしれません。
残念だと思うのは、学校の勉強以外にも才能のある学生は早くからその才能を磨ける機会がもっと増えればということですね。
最近は企業の新入社員の選択基準で必ず有名な大学ではなくても他の経歴、経験を参考にすることろも増えていて、色んな能力を大事にしようとする社会雰囲気になっています。
競争は大事なことですが、色んな才能を持ってる学生が色んな分野で自分の能力を発揮できる社会へもっと進化していけばいいと思います。
いい大学に入ることが全てでもなく、色んな可能性を大事にするべきかと。
今年は大変な時期に入試を受けた日本、韓国受験生の皆さん。
本当にお疲れ様でした。
本日のニュースではまた悲しいニュースが止まらないですね。
入試で極端な選択をする学生がないことを心からお祈りします。
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U CAn