京阪2600系教材車 | 蓬屋楽描帖(よもぎやらくがきちょう)

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何気ない地味な出来事を綴ります。

いつもご覧いただきありがとうございます。🍵

今日も汗ばむ一日でした。

近所の桜の花が咲き始めました。



土筆も生えてオオイヌフグリやタンポポも花を咲かせて春が到来した事を教えてくれていました。



さて、今日のご紹介する車両は京阪2600系教材車です。


先日整備した鉄道コレクションの京阪2600系。



実物通りに編成を組むと余剰車両が発生します。

その余剰車両を活用して教材車に仕立てました。


このような教材車のインレタが発売されていたので早速活用してみました。




まずは車番を転写してから教材車の小さい文字を正面、大きい文字を側面に転写。

このメーカーのインレタは繊細で剥がれやすいので転写後すぐに半艶クリアを吹きました。


使用した車両は2000系1次車を種車にした車体の2600形と2800形。

2615号車と2820号車になります。

乾燥後組み立てて簡単にNゲージ化。

本線走行をしないのでトレーラーのままにしています。

窓に優先座席ステッカーとKEIHANロゴを貼って完成です。


🟢2600形2615号車


🟢2800形2820号車





この車両は宇治線を最後の職場として働いた後に廃車になりましたが車籍を抜かれて機械扱いになり教材車になりました。

寝屋川車庫の構内で乗務員の教習や訓練などに活用され車体の塗装が剥がれ錆が浮いた痛々しい姿になりながらも裏方に徹して京阪の安全運行を支えて続けて来ましたが2022年にその役目を終えました。

京阪線旧塗装を纏った最後の車両でした。

現在は新塗装の2609号車と2825号車が2代目の教材車になり後を引き継いでいます。