2024/3/11(月)
今年のウグイスの初鳴きを聞いたのは2月14日の日野ウォーキングの時であった。
その1週間後あたりで家の周りでも聞くようになって来た。
今朝も2匹ほどが鳴いていたが、まだ恥ずかしいのか控えめの遠慮した鳴き方である。
いわゆる出だしの「ホー」(2拍かな?)や終止の「ケキョ」が短くて小声である。
出だしの「ホ~~~」が4拍ほどのロングトーンになるのはやはり桜待ちかな?
ところで、昨夜のNHK大河ドラマ「光る君へ」の藤原道長(柄本佑)とまひろ(吉高由里子)の密会シーンには驚いた!
NHKがここまでやるの?
でも、さすがこのような情感たっぷりの紫式部(まひろ)だからこそ、あの「源氏物語」が書けたのかな?
と思ってしまう。
大石静さんの脚本は面白い!
やはり藤原道長への想いが光源氏を生んだのだな、と思わせられた。
ということで、改めて我が家の源氏物語関連書籍をさがした。
ありました。
すべて亡き妻が持っていたもの(熟読したかどうかは不明)
ご近所に詳しい方がおられ、しばしば勉強会に参加していたことは知っていた。
そして、宇治観光ボランティアガイドでも古跡案内などで「宇治十帖」の解説などをしていた。
健在なら、今年は特にガイドで大忙しの毎日になっていたことだろう・・・
このドラマでの面白さのもう一つには「権力争い」がある。
占い、祟り、などを信じる時代で、安倍晴明(陰陽師)を使った無血クーデターまでやってします藤原兼家(道長の父)役の段田安則はじめ関わった俳優の緊迫した名演技。
このドラマの今後も楽しみである。
今朝のウォーキングでは澄み切った青空に創られる飛行機雲が多かった。
天気は下り坂なのだろう。
その飛行機雲を日野の各地点から撮った。
※ 日野・誕生院
※ 日野・誕生院
※ 萱尾神社
※ 大ケヤキ
※ 日野の正明寺の白梅
※ 御蔵山宝寿寺墓地
そして鴨長明の方丈石まで登った。
そういえば、鴨長明は平安時代末期から鎌倉時代前期にかけての歌人・作家で、
行く川のながれは絶えずして、しかも本の水にあらず。
よどみに浮ぶうたかたは、かつ消えかつ結びて久しくとゞまることなし。
世の中にある人とすみかと、またかくの如し。
で始まる
随筆「方丈記」が有名だが、都での競争社会から逃れ(権力争いに嫌気がさし)、人里離れた日野の「方丈庵」(一丈・約3m四方の庵)で著したと言われている。
方丈庵跡(方丈石)での写真を
※ ネットから拝借した方丈庵図
↑
※ 空を仰ぐと数本の飛行機雲が見えた
もちろん鴨長明の時代には皆無でもっと澄み切っていたかも
↓
やはり山道は楽しい!
今朝はこの日差しの強さに春を感じた。
明日が、皆様にとって素晴らしい日でありますように!
感謝! 感謝!