その1は
2019/12/11(水)のことである。
小林千恵先生の「ピアノトリオの愉しみ」(Trio Yuuho)を鑑賞。
会場は、嵐山に近い上桂の「青山音楽記念館バロックザール」
ここには数回来たことがある。
最初は20年以上前になると思うが「幸田聡(さと)子さん」のヴァイオリンコンサート。
その年の「青山音楽賞」を受賞されている。
青山音楽記念堂は、このような若手音楽家の育成に貢献されている「青山音楽財団」が運営されている。
余談だが、幸田さと子さんの妹さんがソプラノの幸田浩子さん。
学生時代の合唱仲間が姉妹のお父さんであることから、今でもご姉妹の出演やCD発売情報の案内をいただき楽しませていただいている。
その友人によく仲間達が、“「トンビが鷹を生む」とは言うが、君の場合は「カラスが鷹を生んだようだ!」” と冗談で言っていたことを思い出す。
さて、本日の主役、ピアノの小林千恵さんは、京都市少年合唱団の指導とピアノ伴奏をされており、我が宇治市民混声合唱団でもピアノ伴奏はもとより指揮者の藤谷奈津先生とも息ぴったりの指導をされるなど、明るく元気な先生なので、見ていても聞いていても気持が良い!
そして、小林先生の伴奏で歌う時に気を付けることがある。
それは、ピアノ演奏に聴き入ってしまうことだ。
その点、今日は思いっきり聴き入った!
下の写真4枚はこの日のプログラム
流れるような美しさと天にも届くかのような激しさを兼ね備えた自信に満ちた演奏であった。
中でも、最後のピアソラの「ブエノスアイレスの春」はトリオの息ピッタリの名演奏に感動した。
思わずブラボー!と発した。
演奏終了後、隣の席のMさんから、あの曲の場合は“ブラビー”と言うものだよ、と教えてもらった (^_^)
でも、日本人でありスペイン語圏外での演奏会でもあり、気持ちの高ぶり(感動)から思わず出るのだから、“ブラボー”でも許してもらおう!
小林千恵先生も今日の素晴らしいコンサートから更に飛躍されるだろう。
コンサート後、マイカーで一緒に帰った宇治市民混声合唱団の仲間たちも皆今後のご活躍を祈る気持ちで溢れており、そんな方の伴奏で歌えることの幸せを改めて感じていた。
感謝! 感謝!