今年の8月に初めてご来店頂き、今回が2回目のご来店です。
30歳前後の奥様からの御依頼です。
受付スタッフ、『いらっしゃいませ、涼しくなりましたね』
お客様、『そうですね、白い洋服が肌寒く感じるようになりましたね』
受付スタッフ、『今日はどうされましたか?』
お客様、『これ取って欲しいのですが、、、?』
受付スタッフ、『何か、擦れて付いたような感じですね?』
お客様、『カバンの色が付いてしまって!』
受付スタッフ、『革のカバンですか?』
お客様、『そうです。たぶん3週間ほど前です、、、雨に濡れた時だと思います。』
受付スタッフ、『革の色が付くと落ちない場合があるんですよ、やってみないと分かりませんよ』
お客様、『分かりました。お願いします。』
絵表示を見て、ポリエステル100%素材なのでホッとしました。
ポリエステルには吸湿性が無いので、雨に濡れて移染したとしても比較的落ちやすいのです。
水溶性100%の染料の移染落としであっても、油性処理(皮革染料の分解に有効な薬剤を混ぜて)からです。
意外かもしれませんが、(今回の事例に限りかもしれませんが)油性処理でほぼ90%前後落とすことができます。
その後は、色素溶出剤で分解除去します。
左側 ウエスト部分 (シミ抜き前と後)
(仕上がり)
後日引き取りに来られ、
受付スタッフ、『真っ白になりましたよ』
お客様、『ありがとうございます。』
受付スタッフ、『次(の着用時季)は来シーズンかもしれませんね』
お客様、『はい、(次の機会まで)大事に仕舞っておきます。』
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