今年の1月に初めてご来店頂き、今回がすでに6回目のご来店です。
30歳代前半の奥様からのご依頼です。
受付スタッフ、『こんにちは、今日はどうされましたか?』
お客様、『主人がカレーを溢した!って言うので、直ぐに洗濯機で洗ったんですが、落ちないので持って来ました。』
受付スタッフ、『シミが付いたら本当は何もせずにお持ち頂いた方が、シミは落ちやすいんですよ』
お客様、『そうやったん!知らんかった!』
受付スタッフ、『カレーのシミは厄介ですよ!』
お客様、『洗濯機でゴシゴシ洗ったら落ちる思ったのに、カレーがこんなに頑固だとは思わんかった!』
受付スタッフ、『そうなんですよ、頑固なシミなんですよ!シミ抜きさせて頂きますね?』
お客様、『お願いします。』
麻100%素材のシャツです。
カレーのシミは、いきなり水洗いしてしまうと、色素成分が分解するどころか、逆に繊維に染みこんで定着してしまいます。
早い話、カレーの色素が黄色に染めてしまったのです。
こんな場合でも、シミ抜きの手順は、油性処理で油分を分解して→水性処理→酸化還元漂白処理→色素溶出処理と進めます。
左側 前 (シミ抜き前と後)
今回は、残念ながらわずかにシミが残る結果となりました。
染まり付いた色素をこれ以上落とすことができませんでした。
(仕上がり)
後日引き取りに来られ、
受付スタッフ、『やっぱり完全には落ちませんでした。』
お客様、『けど、かなり薄くなりましたね、これなら大丈夫です。』
受付スタッフ、『そうですか、よかったです。』
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