紳士ジャケットの黄バミ | 京都・氏政クリーニングのシミ抜きブログ

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2017年より父の後を継ぎ取締役をしています、息子の氏政 保裕です。
不慮の事故で亡くなった父に代わり、まだまだ未熟ではありますが若さで氏政クリーニングをもっと繁栄させていこうと思います!

今年の4月に初めて弊社本店にご来店頂き、今回が2回目のご来店です。


30歳代後半の男性からのご依頼です。


『どうしてもお願いしたいジャケットを持って来ました。』


受付スタッフ、『どういったことでしょうか?』


お客様、『着ようと持って出してみたら、ヒドイことになってるんですよ、、、あちこち黄色いシミがいっぱい発生してるんですよ、』


受付スタッフ、『このジャケットは、洗わずに仕舞っておられたんですか?』


お客様、『着る機会があったら、その時に洗えば良いと思ってるんで、洗ってないなあ、、、』


受付スタッフ、『たぶん、汗が黄ばんできたんでしょうね?』


お客様、『汗ね、そうかもしれないなあ、、、それで、クリーニング屋さんで洗ってもらったんですが、落ちてないんですよ、、、!』

受付スタッフ、『漂白処理すれば落ちると思いますよ、』


お客様、『そうですか!よかった! 他にも2軒クリーニング店に相談に行ったんですが、ここまで黄ばんでしまったら無理です、って断られました。』


受付スタッフ、『そうだと思いますよ、ほとんどのクリーニング店さんがシミ抜きや漂白処理をしませんから、、、』


お客様、『まさか、断られるとは思わなかった、、、!』

  

綿100%素材のジャケットです。


他店さんのタッグが付いたままお持ち頂きました。


洗濯絵表示では、ドライクリーニングも水洗い(ウエットクリーニング)も可能な衣類です。


黄バミの原因は汗をかいたジャケットをクリーニングせずに置いていたために黄ばんだようです。


それだけに、水洗い(ウエットクリーニング)するだけで、多少でも黄バミはうすくなったはずです。


しかし、他店では水洗い(ウエットクリーニング)することもなく、ドライクリーニング処理をしただけのようです。


さらには、断られたというクリーニング店では、見ただけで却下ですから、、、


今のクリーニング業界には、顧客満足(品質)に真摯に向き合う経営者や従業員がいなくなったのか、、、?


残念です。


汗による黄バミは、酸素系漂白剤による酸化漂白処理で落とすことができます。


今回の事例では、衣類の全般において黄バミが見受けられたため、バケツに酸素系漂白剤を水に溶かし、その中に半日程度浸け置いて漂白処理をします。


黄バミが落ちるまでには時間がかかりますが、手間やコストはかかりません。


これ位のことは、プロのクリーニング店としてカンバンを出しているならやって欲しいです。


  →   

衿まわり (漂白処理前と後)


   →  

背中 裏側 (漂白処理前と後)

   → 
背中 裏生地 (漂白処理前と後)

(仕上がり)


後日引き取りに来られ、


受付スタッフ、『キレイになりましたよ、』


お客様、『うっわ! ココまでの出来映えは想定外や!』


受付スタッフ、『 “想定外” って、満足して頂けたということでしょうか?』


お客様、『満足超してるわ! ビックリ、感動やわあ、、、!』


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