今年の4月に初めて弊社本店にご来店頂き、今回が2回目のご来店です。
30歳代後半の男性からのご依頼です。
『どうしてもお願いしたいジャケットを持って来ました。』
受付スタッフ、『どういったことでしょうか?』
お客様、『着ようと持って出してみたら、ヒドイことになってるんですよ、、、あちこち黄色いシミがいっぱい発生してるんですよ、』
受付スタッフ、『このジャケットは、洗わずに仕舞っておられたんですか?』
お客様、『着る機会があったら、その時に洗えば良いと思ってるんで、洗ってないなあ、、、』
受付スタッフ、『たぶん、汗が黄ばんできたんでしょうね?』
お客様、『汗ね、そうかもしれないなあ、、、それで、クリーニング屋さんで洗ってもらったんですが、落ちてないんですよ、、、!』
受付スタッフ、『漂白処理すれば落ちると思いますよ、』
お客様、『そうですか!よかった! 他にも2軒クリーニング店に相談に行ったんですが、ここまで黄ばんでしまったら無理です、って断られました。』
受付スタッフ、『そうだと思いますよ、ほとんどのクリーニング店さんがシミ抜きや漂白処理をしませんから、、、』
綿100%素材のジャケットです。
他店さんのタッグが付いたままお持ち頂きました。
洗濯絵表示では、ドライクリーニングも水洗い(ウエットクリーニング)も可能な衣類です。
黄バミの原因は汗をかいたジャケットをクリーニングせずに置いていたために黄ばんだようです。
それだけに、水洗い(ウエットクリーニング)するだけで、多少でも黄バミはうすくなったはずです。
しかし、他店では水洗い(ウエットクリーニング)することもなく、ドライクリーニング処理をしただけのようです。
さらには、断られたというクリーニング店では、見ただけで却下ですから、、、
今のクリーニング業界には、顧客満足(品質)に真摯に向き合う経営者や従業員がいなくなったのか、、、?
残念です。
汗による黄バミは、酸素系漂白剤による酸化漂白処理で落とすことができます。
今回の事例では、衣類の全般において黄バミが見受けられたため、バケツに酸素系漂白剤を水に溶かし、その中に半日程度浸け置いて漂白処理をします。
黄バミが落ちるまでには時間がかかりますが、手間やコストはかかりません。
これ位のことは、プロのクリーニング店としてカンバンを出しているならやって欲しいです。
衿まわり (漂白処理前と後)
背中 裏側 (漂白処理前と後)
→
背中 裏生地 (漂白処理前と後)
(仕上がり)
後日引き取りに来られ、
受付スタッフ、『キレイになりましたよ、』
お客様、『うっわ! ココまでの出来映えは想定外や!』
受付スタッフ、『 “想定外” って、満足して頂けたということでしょうか?』
お客様、『満足超してるわ! ビックリ、感動やわあ、、、!』
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