クリーニング店の <説明責任> | 京都・氏政クリーニングのシミ抜きブログ

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2017年より父の後を継ぎ取締役をしています、息子の氏政 保裕です。
不慮の事故で亡くなった父に代わり、まだまだ未熟ではありますが若さで氏政クリーニングをもっと繁栄させていこうと思います!

宅急便で、これまでに3回弊社をご利用頂いている鳥取県にお住まいのお客様から、お問合せメールを頂きました。

■メール


『主人の転勤で名古屋に引っ越しました。 

鳥取のような地元のクリーニング店が(名古屋には)無くて、チェーン店のクリーニング店は沢山有りますが、クリーニング店選びに困ってます。 

選ぶコツ、ありませんか。』


この文面だけでは、お客様のご意向(クリーニング料金で選ぶのか、クリーニング品質で選ぶのか等々、、、)が、今イチ分からないため、何回かお客様とメールでやり取りして、説明させて頂きました。


本日のブログは、その時の内容を一般消費者向けに説明させてもらおうと思って書きました。


今回この内容を取り上げた理由は、


これまでのように、汚れ落ちや仕上がり、手触り感といった品質の違いやクリーニング料金だけでクリーニング店を選ぶ時代ではなくなったからです。


クリーニング店の店舗数は、ここ20年余りでピーク時の7割程度まで減少しています。


とりわけ、地域に根ざした地元のクリーニング店が店主の高齢化や後継者がいないなどの理由で廃業され、減少傾向に歯止めがきかない状況です。


その中で、近年台頭してきたのがチェーン展開する激安クリーニング店です。


そして、さらに新たな展開として生まれたのが、インターネットによる宅配クリーニングです。


全国から宅配便で集めた衣類を工場で、いっせいにクリーニングして、また宅配便で送り返すシステムです。


クリーニング業界は、これまでのような「一点一点丁寧に、、、」 という発想から、 「まとめ洗いとコンベアーを使った仕上げライン設備」での一括処理による低コスト、高生産性へという発想に変わりつつあります。


こうした新たな業態に対応すべく、


昨年(10月1日施行)16年ぶりにクリーニング事故賠償基準が改訂されました.。

お客様に対する説明責任を徹底させることを大きな目玉にしています。


これは、お客様からの大事なお預かり品であるにもかかわらず、モノ扱いされている現状への警鐘といえます。


時代は、着実・確実に「量」から「質」へ変わりつつあるにもかかわらず、クリーニング業界だけが、時代と逆行しているのですから、、、


すなわち、クリーニング店選びの重要な見極めとして、お客様とのコミュニケーションを密に取ろうとしているかどうかが、大きな決め手となります。


お客様とクリーニング店側とのコミュニケーションの有無が、説明責任を果たしているかどうかと言うことにつながるのです。


具体的に言うと、説明責任を果たすとは、


お預かり時に、


お客様の 「して欲しいこと」 「して欲しくないこと」 を具体的に聞き取っているか、


シミ汚れを落とすに当たって、いくつかの方法を提示して、そのリスクも説明したうえで、お客様が納得する方法を選んでもらっているか、


とりわけ、シミ汚れに関しては、誰が、何時、何処で、何が、どういう状況で付いたのか、詳しく聞き取りを行っているか、


その他、ボタンや破れ、キズ、色ハゲ等々、、、お客様と一緒に確認しているか、


お渡し時に、


保管収納方法を説明しているかどうか、


等々、、、


クリーニングの作業はお客様の目の前で行うものではないだけに、お預かり時やお渡し時は、双方でシッカリと確認することが重要なのです。


これは、病院で手術をするのと全く同じ事なのです。


春の衣替えまでに、今一度、あなたが、ご利用してるクリーニング店を検証してみて下さい。



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次回の着用は、いつ頃、どういう場所へ着て行かれるのか、を聞き取っているか、
お客様のご要望通りになっているかどうか、双方で確認しているか、