弊社直営店をご利用頂いている60歳代半ばの奥様からのご依頼です。
『タンスから出してみてビックリ、! エリや袖口が黄ばんで、、、』
受付スタッフ、『洗わずに仕舞われたんですか、?』
お客様、『何回か袖を通したけど、汚れてないから、、、と思って、そのまま仕舞い込んでいたの、、、』
受付スタッフ、『汚れが目立たなかっただけで、特に汗を吸ってたかもしれませんね、、、シミではなくて、変色してますね、 これは、シミ抜きではお直しできませんよ、』
お客様、『ええ、! そうなの、! もうダメ、?』
受付スタッフ、『染色補正すれば大丈夫ですよ、 染料を入れてお直しするんです。』
お客様、『このままでは、どうにもならないんで、、、お願いします。』
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掛衿 左側 (染色補正前と後)
袖口 (染色補正前と後)
今回お預かりした正絹着物は、染料が変色しているため、色さし(染色補正)以外に直す方法はありません。
染料(20色)
色さし(染色補正)は、染料の配合・濃度等長年の経験を必要とします。 たまに、染料の配合濃度の色見本帳を参考にすることもあります。 いつまで経っても基本が重要です。
今回のような、緑色が変色して黄色くなることは正絹着物においてはよくある事例です。
緑色は、青色と黄色の混合色です。 その青色が汗の成分で抜け落ちているために黄色くなっているのです。
この場合は、青色の染料を黄色くなっている部分に足していき、緑色に戻します。
後日引き取りに来られ、『落ち込んでいた気分が、キレイになった着物を見て、一気に回復しました。』と喜んで頂きました。
★お客様の声★
①『他店でがっかり』編
②『諦めていた』編
③『シミが落ちて気分が変わった』編
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