人は見かけに | 創叡 氏衛立盛のブログ

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立盛の週間実話

空港のゲート前の待ち合い席で、私の隣に座った20才ほどの女性、身長150㎝、体重90キロほどは有るだろうのビヤ樽のような彼女。
座ると左手に持った箱に並んだ小さな饅頭を次から次に口の中にほりこんでいた。
20個は並んでいただろうと思う饅頭を、あっという間に食べた。食べ終わると、空箱をグニャと折って椅子の下に置いた。
すると、カバンの中をゴソゴソすると今度は紙に包んだ唐揚げを取り出して食べ出した。
よう食べるな~、まぁこれだけ肥っていたら、これぐらいは食べるんだろうな~。とその食べっぷりを横目で見ながら呆れていた。

唐揚げをグチャ、グチャと食べながら、股下30㎝、膝下10㎝、足の長さ40㎝ほどで、太くて短い足を組んだ。

その組んだ彼女の短い、右足の靴が私のズボンに当たった。
私の薄い茶色のズボンが彼女の靴で汚れた。彼女に分かるように、パンパンと大袈裟にズボンを叩いて汚れを取ったが、身長150㎝、体重90キロぐらいの彼女は気がつかないのか、知らん顔をして、相変らず唐揚げをガツガツ食べていた。
暫くすると、また彼女の右足の靴が私のズボンに当たった。
私はムカッとして、さっきより大きな音をたててズボンの汚れを叩いて落とした。
相変わらず股下30㎝、膝下10㎝の彼女は知らん顔をして、唐揚げを食べ続けていた。
私は心の中で「唐揚げか、豚足か分からんような足をして、俺のズボンを汚してるのが分からんか?このブΟ!」と心の中で叫んだ。
暫くすると、また組んだ短い足の靴が私のズボンに当たった。
三度目は許せない、我慢ができず、その豚足のような足の靴をパチンと叩いた。
身長150㎝、体重90キロ、股下30㎝、膝下10㎝の彼女は叩かれた理由が分からないのか、キョトンとして、唐揚げを噛むのを止めて、私を見て、ニコッと笑った。
笑顔が可愛かったので、私もニコッと笑った。
(笑顔に勝る物はなし。)

明日は、BBステーションでOSAKABBWAVEワンマンライブがあります。ファンの皆さん、暑さに負けずに応援宜しくお願いします。
疲れが見えたファンの方には豚足をプレゼントします。(嘘です。)