今回は4店舗での開催となり、また様々な疾患の薬歴が集まりました。
そしていつものように、改善点や疑問点等の意見が飛び交いました。
その中で・・・
近年DOAC(直接経口抗凝固薬)といわれる薬剤の処方が多くなってきております。
このDOACについて注意すべき点(慎重投与)といえば、
添付文書を見ていると、
1、出血リスクが高い患者
2、腎障害のある患者
3、高齢者
4、低体重の患者
と、あります。
またメーカのサイトには、HAS-BLEDスコアを簡単に計算できる機能がありまして、
このHAS-BLEDスコアより、出血のリスクを確認することが出来ます。
その他にもクレアチニンと体重を確認することでクレアチニンクリアランスが算出でき、
用量が適切であるかどうか、評価することも可能です。
これらの資材を使って薬剤師としての務めを全うできれば、
患者さんも安心して服用できるのではないでしょうか。
簡単な事ではないと思いますが日々努めて行きたい!
と思うような、今回の委員会でした。