やっと商品企画会議が終わった。。。
やると決めてから数日、寝る間を惜しんで作った資料。
部長のハードルが高いのはわかっていたけど、やっぱり高かった。。。
でも今回の企画はなんといっても娘のため。
何とか通す気持ちで望んだ。
会議前に何度も頭の中でシミュレーションを繰り返したからプレゼン準備はばっちりやった。
会議が始まって、いよいよ自分の番がきて
繰り返したシミュレーション通りに説明できた。
。。。はずだった。
「ん~、それうちの会社のターゲットと合わないよね?」
「今さら毛穴をやるのか、理由は?」
「リサーチ弱くないかぁ?」
部長の容赦ないどストレートな質問が投げ込まれた。
建前の理由付けした資料をめくりながら
「確かに当社ユーザー年齢層とは合っていません。なぜなら・・・」
待ってましたとばかりに大谷ばりに打ち返してやろうと、作り込んだ理由を言おうとしたが資料を見失った。
何をいうつもりだったのか。。。
焦りから、とっさに「娘も」と言ってしまった。
メガネの奥の目がギラッと光った気がした。「はぁ?娘?」 しっかり聞かれてた!
もう本音をぶつけるしかない!とその瞬間思い浮かんだのは娘の悩んだ横顔だった。
「実は娘が悩んでいます。同じ肌悩みを持つ人はたくさんいるはずです。」
理論派の部長は感情論では動かない。この発言に周りは冷ややかだった。
沈黙、、、、もう終わった。と思った。
メガネをクイッとあげた部長が
「商品開発はそうでなくちゃダメだ!お客様が求めていることを解決する製品でなければ
つくる意味がない。娘さんの悩みであっても、同年代のユーザーの悩みであることは資料からも理解できた。
若い年代にアプローチすることは会社の未来につながる。」
会議の後、部長から「俺にも、提案の本気度くらいはわかる。」
と言われ、初めてほめてもらえた気がした。
すぐにでも娘に教えたいけど、伝える手段がまだ分からん。